窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「カムカムエヴリバディ再放送」(005)

  • 第01週「1925-1939」(金)

概要

ラジオ英語講座を聴くことは安子の毎朝の日課になっています。そして安子の中には稔とのささやかな甘い夢が芽生えようとしていました。ある日、そんな様子を見た親友のきぬの計らいで、安子と稔は2人で夏祭りに行くことに。しかし、稔の弟で幼なじみの勇から、社長の跡取りの稔と「あんころ屋の女では釣り合わん!」と言われてしまいます。落ち込む安子は、稔の前から走り去ってしまい……。(NHKオンデマンドの解説より)

今日のひさ(と小しず)

「もう14歳なんじゃ。泣きてえこともあろうえ」
おばあちゃんは恐らく事情を察している。うきうきして浴衣を縫い、夏祭りに行ったのも見ていただろうから。

今日の稔と安子

「May I, May I write a letter to you?」
「Of course. I will write to you in return.」

今日の語り

「安子はまだ、ほんの14歳でした。Yasuko was only fourteen years old then.」

感想

  • 第一週を締めるに相応しい神回。
  • この回は良く覚えている。小野かりんの「へえ」三連発。からの朝岡神社のお祭り。からのメイ・アイ・ライト・ア・レター。すごくいろいろなことがあったドラマだが、わずか5話(1時間15分)である。
  • 安子の行動があまりにも単純で、まるで子どもみたいと思ったが、実際、まだ子供なのだった。
  • 安子が14歳で稔さんは恐らく19歳か20歳。今だったら問題になるケース。身分のこともそうだが、いろいろな意味で「釣り合っていない」のは事実だ。だから安子の気持ちはともかく、稔さんにしてみたら、可愛い妹ができたぐらいの気持ちだったのではないかとも思ったが、安子の「May I write a letter to you?」を聞いた時の表情からすると、稔さんも好きだったのか。
  • 安子が走って逃げだした時、今年の大河を見ている人々は、心の中で一斉に呟いたに違いない。「追わねえのかよ!!」
  • それにしてもきぬは安子と「あれは安子ちゃんのためにわざとそう言ったんよ」などと話す日は来るのだろうか? 安子は本気で信じていそうだ。
  • 自分が稔さんなら、安子にまず下駄を履くのをやめるよう言うだろう。下駄で自転車は危ないから、雪駄か草履(か靴)を履くようにと。上白石萌音があの格好で自転車をすいすい漕ぐ動画も公表されているが、自分だったらこわくてできない。

カムカムイングリッシュ

  • We can fly!(私たち、飛べます!)