- 第02週「1939-1941」(木)
概要
稔を訪ねて一人大阪へ向かった安子は、夜遅くに帰宅しました。隣には稔の姿が。橘家の状況や縁談の話、そして安子の本当の気持ちを知った稔は、橘家の人々に安子との交際の許しをもらいに強い決意を固めてやってきたのでした。しかし、簡単に話は進むわけもなく……。一方、事情を知らない雉真家の人々は、稔の突然の帰省に喜びます。そんな中、勇は心に秘めた思いを稔に打ち明け……。(NHKオンデマンドの解説より)
感想
- 序盤の杵太郎・ひさと稔との軽妙なやり取りは、むしろ第8話より印象に残っている。
- 岡山に着いたのは何時ごろなのだろう。現在でも大阪から岡山まで各駅停車なら約4時間。当時も同程度と考えると、17時ごろ大阪を出て岡山に21時、といったところか。橘で話をしたあと雉真へ行った時も家族は皆起きていたから、深夜というわけでもなかっただろう。
- 今後は菓子の製造そのものに規制がかかるかもしれないと喝破するとは、大阪では岡山より戦況を肌で感じるというのは嘘ではないだろうが、稔には経営者としての資質がある。彼が雉真を継いだらどういう会社になっていくか、見てみたかった。
- 稔が父に、これから例えばお菓子なんかはどうなる、と訊いたのに対し、千吉は一般論としてしか受け止めていないが、勇がピクピクと反応していた。これは橘のことか、兄さんはまだ安子と付き合っていたのか、と気づいたんだろう。
カムカムイングリッシュ
(2024-12-04 記)