窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「カムカムエヴリバディ再放送」(017)

  • 第04週「1943-1945」(火)

概要

1945(昭和20)年。安子は赤子のるいを連れて橘家に帰り、久々にひさや金太、小しずたちと思い出話に花を咲かせ、温かな時間を過ごしていました。しかしその頃、戦況は悪化の一途をたどり、B29による爆撃は東京、大阪と次々に市街地を襲っていました。そしてとうとう岡山でも空襲が始まりました。安子はるいをおぶって、焼夷弾が降る中を必死に逃げ惑い……。(NHKオンデマンドの解説より)

年代考証

  • 東京都は1944年11月24日から1945年8月15日まで合計106回もの空襲を受けたが、特に1945年3月10日の夜間空襲が最悪の被害となり、「東京大空襲」と言われている。死者数10万人、焼失家屋は27万棟、罹災者は100万人を超えた。
  • 1945年9月29日、岡山も大規模な空襲に見舞われた。死者数1700人、罹災者は約12万人、市街地の7割以上が焼け野原と化し、岡山嬢も焼失した。

感想

  • 安子が帰省しひさ、金太、小しず、安子、るいの幸せなひとときを過ごす。安子が生まれた日を回想。その直後に岡山大空襲。ひさ、小しずは焼夷弾に焼かれて死んだ。安子、るいにとってこれがひさ、小しずとの最後になった。
  • 疎開したタバコ屋から家財道具を安く買い叩いたと上機嫌の吉兵衛に吉右衛門は「あんたは阿漕なケチべえじゃ」と非難。その直後に空襲が起き、吉兵衛は吉右衛門をかばって死ぬ。
  • 金太は、自分がひさと小しずに「ここの防空壕に入っているように」と言ったから死んだ、自分が殺したようなものだと放心状態。吉右衛門も父親に最後に「阿漕なケチべえじゃ」と言ったことを生涯後悔して過ごすのか。そもそも吉右衛門は母親ともはぐれてしまい、ここから生き延びることができるのか。

カムカムイングリッシュ

  • My mom and dad!(僕のママとパパです!)