- 第5週「人生は喜ばせごっこ」
放送日
- 2025年5月2日(金)
概要
東京高等芸術学校合格発表の日。嵩は結果を見る勇気が出ず、ひとりベンチに座っていた。そこに寛が現われる。嵩の表情に、「絶望の隣は希望や」と励ます寛だったが、まだ結果を見ていなかった。寛は嵩の腕を掴み急いで掲示板に向かう。その頃、のぶは嵩の合否が気になって薙刀の稽古に身が入らずにいた。うさ子に試合をして負けたのぶに、黒井は信念のない己に負けたのだと言う。(NHKオンデマンドの解説より)
- アバンなしで主題歌。
- 辛島は落ちた。あれ、合格のフラグではなかった?
- 何かうまいものでもという寛に、あんぱんが食べたいと言って美村屋へ行く。店に掲示されていた写真に屋村が写っていた。が、たかしは気付かない。
- のぶはまたしても帰省。たかしの合格を知る。
今日のたかしと寛
「まだ、合格発表、見てないです」
「はあー!?」
感想
合格発表の場へ寛が現われた。学会の帰りにちょっと足を延ばしたというが、どこまで本当かはわからない。たかしのことが心配だったのだろう。落ち込んでいる風のたかしに、胸を張れ、恥じることはないと励ましの言葉をかけるが、まだ発表を見ていなかった。このコントは笑えた。
美村屋であんパンを購入。8個と5個に分けて包むよう指示。ここで食べるのではなかった。5個は柳井家、8個は朝田家の分ということか。朝田家の分には豪ちゃんとヤムさんの分も入っている。
夕方、御免与駅でのぶに会ったたかしは、合格を伝えるとともに(正確には、屋村に先に言われてしまうのだが)東京みやげと言って美村屋のあんパンを渡す。
時系列がよくわからないのだが、当時、東京から高知までどのくらいかかったのか。現代でも東京駅から高知駅まで新幹線を使わないと一日では行かれない。17時に着くには前日の15時には東京を出る必要がある。これはstation to stationで、学校から東京まで、高知から御免与までの移動もある。まあ、丸二日くらいかかるということだ。それだけの旅行の土産があんパンというのは解せない。時間が経てば硬くもなるし、潰れもする。東京で食べるならわかるが。
前回、試験中のたかしの合格を、帰省中ののぶが祈るシーンがあった。春休み中だという説明だった。現代の日程だと受験シーズンは春休みには早いが、受験準備のために学校が休みだったので、ということだろうか? 今回はたかしの結果を知りたくてまた帰省したということか。
たかしが御免与に着くのは、早くても合格発表の日の翌日である。しかし柳井家には電話があるから、合格発表の日には結果がわかる。のぶが結果を知りたくて帰省したなら、もう一日早く帰ってきた方がよかっただろう。
黒井は薙刀でのぶとうさ子を手合わせさせると、うさ子が圧勝した。黒井はうさ子を褒め、のぶを「愛する祖国のために、全身全霊で尽くす心がないから負けたのです」と叱る。愛国精神の有無はともかく、のぶは帰省が多い。たかしのことも気になるだろうが、初めての一人暮らし、精神の安定のため時々実家へ戻って家族と過ごすのは悪くはない。が、帰省せずに稽古に励んでいたうさ子に差をつけられるのは当然でもある。そういう意味では確かに覚悟の差で負けたのである。
たかしの土産があんパンだと知った屋村は、「祝」と描かれた特製あんパンをたかしに渡し、「物々交換になっちまったじゃねーか!」と毒づくが、たかしのことを気にし、合格したと知ってお祝いパンをわざわざ作ったのだ。やむさんの気持ちにも泣ける。
合格の連絡を待っている間、千代子が「落ちたら、また医者を目指してくれるやろか」とつぶやいていた。まだ吹っ切れていないのだ。
合格したと喜ぶたかしのうしろに登美子がいた。「合格おめでとう、たかしはやればできる子なのよ!」とか言って、またちゃっかり戻って来るつもりか、最悪だな、とヒヤリとしたが、何も言わずに去って行った。たかしは(寛も)そこに登美子がいたことに気付いていない。純粋に心配だったのだろう。
(2025-05-19 記)

