窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「しあわせは食べて寝て待て」(9)

放送日

  • 2025年5月27日

概要

司が山に出かけて二週間が経った。さとこは寂しそうな鈴を気遣うが、鈴のソーイングマーケットは休業のまま、手製の商品は積み上げられている。団地にはまだ働きたいお年寄りもいる。司の不在を埋めるように、さとこは自分に出来ることを探し始める。団地の中に共有スペースを作って、様々なかたちでみんなが利用できる場所があればと考えつくのだが……。一方の司は……。(NHKオンデマンドの解説より)

不用品があっても誰でもネットで販売できるわけではなく、引き取ってくれるところへ持っていくのも手間がかかる。一方、ある年齢を過ぎると働きたくても働くところがない、という話も聞いたさとこは、団地の集会場を安く借りてフリーマーケットを開催したらどうかと考える。

不用品の交換ができる。人々の交流が活発になる。喫茶店を経営したい人もいるから、コーヒーや軽食を出してもらうようにする。雇用が生まれる。団地の住人以外の人も集まるようになれば地域の活性化にもつながる。といいことづくめだが、先立つものがない。そうしたら唐が、うまい名目を考えれば補助金も下りるのではないか、とアドバイス。また、もともとコミュニティデザインに興味のあるマシコヒロキが協力を申し出てくれたことから、一気に話が進む。

普段はカフェ、一角ではハンドメイド作家が商品を販売。八つ頭と反橋には野菜を提供してもらう。うずらの協力のものと、薬膳料理も提供。さとこの母もやってくる。……と妄想するが、道は遠い。

さとことすずはベランダで梅干しを作っている。そこへ司が帰って来る……

感想

前回のラストで、すずはもう司が戻って来ないものと覚悟していた。そのすずが司の顔を見て動揺する様子は素晴らしいものがあった。その一瞬の演技でこちらも涙が出て来るかと思った。が、その直後にすずとさとこが「おかえりなさい」と大声で叫ぶのはいただけなかった。あそこは加賀まりこの表情だけで十分過ぎる説得力があった。声はいらなかったと思うのだ。

さとこの大学時代の友人から連絡がある。聞いてほしい話があるから会いたいと。断わると、電話で話ができないか、さとこに話を聞いてもらうと元気が出るのだという。相手が元気が出る分、さとこは精気を吸い取られてしまう。だからといって面と向かって断わりにくいが、さんざん躊躇した挙句、さとこは断わる。

その後、さとこは司に電話し、こういうことがあったけど断わりましたと報告。司からはそれでいいのだと励まされるが、これって、さとこも司に同じことをしていないか? 自分が司だったら……「彼女」だったら話くらいは聞くが、付き合っているわけでもない相手からこんなことで電話されてもな。司がフラッと山へ行くのは、そういうのが鬱陶しいからではないのかな。

とまれ、司が戻って来て終わり。大団円。シーズン2はあるか。



映画ランキング