窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「あんぱん」(071)

  • 第15週「いざ! 東京」

放送日

  • 2025年7月7日(月)

概要

高知新報の入社試験を受けた嵩は、久しぶりに会ったのぶにいつか世界一面白いものを作りたいと話す。その夜、急に思い立って会社の資料室に駆け込んだのぶは、古新聞の中からあるものを見つけ出す。すぐに採用者の人選をしていた東海林たちのところへ向かうが、話を聞いてもらえない。とその時、社会部の緑川が、明日の朝刊に穴が開きそうと慌ててやってきて……。(NHKオンデマンドの解説より)

面接試験では頓珍漢な受け答えばかりし、面接官から「受けた会社を間違えたのではないか」と言われる始末。手伝いの琴子は「十中八九落ちた」とのぶに話す。のぶは、かつてたかしが投稿して掲載された四コマ漫画を探し出し、東海林に見せようとしたところ、締め切りまで2時間という時刻になって、急遽掲載できない記事が出て、穴が開きそうになる。のぶは四コマ漫画を見せ、この漫画を描いた人、挿絵も描けます、と叫ぶ。

感想

のぶは、試験が終わって帰るたかしをつかまえ、屋台で芋? を食べながらしばし談笑。たかしは、進駐軍から引き取ったゴミを闇で売っていることを話し、そこで見つけた雑誌にいたく感銘を受けたことを伝える。こんな面白い雑誌があったのかと。戦争で負けて娯楽で負けて悔しい。だから自分は、世界一面白い娯楽雑誌を作りたいんだと。のぶは「私が試験官ならたかしは合格や」と話すが……

たかしよ、なぜその話を面接でしないのだ!!

それと、これまで正しいと思っていたものが正しくないことがわかった、詮議は逆転する、逆転しない正義はあるんでしょうか、というようなことをたかしが面接で語っており、これは同じことで悩んだのぶが教師を辞める原因にもなったが、彼らがこれまで「正しい」と思っていたことで、戦後、「正しくない」とされたのは、具体的に何を指しているのか? それに関する説明がドラマの中で全くないから、彼らが何で悩んでいるのかがわからない。

将来は兵隊になってお国のために戦うことが正義だと思っていたが、そうじゃなかった、とか? のぶはともかく、たかしはもともと兵隊になりたいとは思っていなかった。ただ逆らえなかっただけだ。だから、やっぱり、というだけで何も逆転していないんじゃないか。それに、「戦争はいけないことですよ」とはドラマの中では誰も語っていないし。

以前、教科書が墨塗りされるシーンがあったが、どういう表現がダメだとされたのかについての説明が一切なかった。あそこでそれをやるべきだったにゃー。
(2025-07-09 記)



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