- 第20週「見上げてごらん夜の星を」」
放送日
- 2025年8月11日(月)
登場人物
- おしの沙羅(中山駒子、薪鉄子の秘書)←以前から出ていた
概要
独立した嵩は独創漫画派という集団に所属し、そこで割り振られた仕事をこなしていた。だが、決して順調とは言えなかった。嵩を支えるため、のぶは鉄子に秘書を続けさせてほしいと頭を下げる。そんな中、八木の店で自分の漫画は大衆受けしないと愚痴る嵩。八木は大衆に媚びずに嵩らしいものを書けばいいのだと諭す。そこに買い物に来た鉄子が、嵩に聞きたいことがあると言い……。(NHKオンデマンドの解説より)
感想
先週、鉄子と揉め、「厭なら辞めてもらって結構」と言われたのぶだったが、辞める気はない。陳情団の代表の一人と薪が面談をしていたことから、鉄子の方も歩み寄ったのかと思ったら、鉄子に無断で面会の予約を入れたのだった。もうひとりの秘書の機転(「先生、そろそろ次の予定が……」)により、短く切り上げることができたが、勝手にアポを入れるなと咎める鉄子に、仕事を続けたい、頑張りますから、と頭を下げるのぶ。
厭なら辞めろ、は口癖でそう言う人はいるから、本気で辞めさせようとしたわけではないだろうが、少なくとも怒っているのは事実なわけで、真摯に反省し、謝罪する姿勢は必要だろう。それなのに、謝罪も和解もする前に「勝手にアポを入れる」など雇い主の意に反することをするのはどういうわけか。これは正義でも何でもなく、ただの自分勝手だ。のぶの正義はどこにあるのか。
またたかしにいい仕事が回って来ず、スケジュールは空白、のぶに謝罪するシーンがあった。のぶは、いざとなったら私が養うから心配するなと頼もしいことを言うが……、お金の心配をしたくなかったから、副業が三越の給料を上回るまで独立をためらっていたのだろう? 辞める時には既に十分な仕事があったはず。急に次々に打ち切られたり、声がかからなくなったりしたということ? とはいえ、辞める直前は一般の家庭の三倍の収入があったわけで、子どももいない生活では、相当の貯金もあるのでは? ちょっと仕事が途切れたくらいで焦るような状況ではないのではないか、と思うがどうなんだろう。
たかしが三越にどのくらいいたのかわからないが、商業デザイナーとして、ポスターやらパンフレットやらさまざまなイラストを手掛ける中で、自分のスタイルはどこにあるのか、大衆が求めるもの・受けるものはどういうものか、その二つが乖離した場合はどこに落とすか……ということに関し、さんざん経験を積んだのではないのか。
フリーの仕事で三越の給料を超えるというのは相当なことで、既に中堅だと思うが、なぜ今さら新人のような悩みを八木に相談するのか……。なんだかいろいろと先週から時系列のおかしい週の初日だった。
(2025-08-13 記)
