- 第18週「マツエ、スバラシ。」
放送日
- 2026年2月3日(火)
概要
町での噂話に落ち込む、トキ。心配する司之介やフミが声をかけるが、司之介は顔に怪我を負っていた。トキの指摘をはぐらかす司之介とフミに違和感を覚えるトキとヘブン。ぎこちない空気の中、玄関の外から物音が聞こえる。様子を見に行ったヘブンとトキは、そこで衝撃のモノを目のあたりにする。(公式サイトより)
感想
司之介は心無いヤジを浴びせる人に文句を言ってケンカになり、ケガを負った。トキが買い物に行っても売ってもらえない。家には「おトキらしゃめん」と書かれた落書きが投げ込まれる。ぬけぬけと顔を出した梶谷に松野家の人はすぐに訂正記事を書けと迫るが、梶谷は「では確認させてください、本当にらしゃめんではないのですか?」と訊き、ついにヘブンの怒りが爆発。暴力沙汰に及び、梶谷は逃げ帰る。
その後、市民から非難を浴びている、という記事は出るが、らしゃめんは誤解である、というような文はなく、ヘブン日記は終了する。
一方、事態を知った錦織はヘブン家に駆け付け、なにかできることはないかと申し出る。ヘブンは錦織を「本当のともだち」だと賞する。車夫の永見も「人のうわさも七十五日ですけん」と励ます。
しかし、トキとフミが町を歩いていると石を投げつけられ、トキが顔から出血する事態となる……
ひそひそ話をされ、よそよそしくなる程度のうちはまだよかったが、暴力沙汰となると命にも関わることだ。週タイトルが「マツエ、スバラシ。」だから、これから「松江の人は素晴らしい」に好転するのだろうと思うが。
トキの籍はどうなっているのだろうか。当時の戸籍制度がどういうものか知らないのだが、なんらかの制度はあったはず。そして国際結婚というのはかなり面倒な手続きが必要だったはず。が、その苦労は語られていない。オープニングロールでは「松野トキ」表示のまま。とすると、本人たちの内面はどうあれ、書類上は結婚していない? もし籍を入れていれば、妾ではなく妻であると示せたが、そうでないから反論しづらいのも事実だろう。
梶谷が「本当にらしゃめんではないのですか?」と口にし、あれだけ密着取材をしていて、二人の仲が良く、また信頼し合っているのがわからないのか、と思った人も多かっただろうが、妾とだって普通は仲がいいだろう。トキが借金のカタに差し出され、ヘブンは若くて可愛い子なら誰でもいいと思って相手をさせている、わけではないのは説明できるが、それはらしゃめん(洋妾)であることを否定するものではないのだ。
