- 第19週「ワカレル、シマス。」
放送日
- 2026年2月10日(火)
概要
登校するヘブンを迎えに来た錦織。松江中学の校長になり、ヘブンと島根の教育を盛り上げると意気込む。数日後、トキとヘブンは、松江を離れ熊本に行くことを説明しに、タエ、勘右衛門の元を訪れる。トキが反対する中、ヘブンの話を聞いたタエと勘右衛門の反応は? 一方、錦織は江藤からある報せを受ける。(公式サイトより)
今日の江藤知事
「このごろヘブン先生はどげなかいね」
「例のらしゃめん騒動は過去のものとなりましたし、何より、日本滞在記がアメリカでかなり売れていることもあり、気持ちが安定していると言いますか、松江に来て一番いいのではないでしょうか」
「ははっ、そげか。君は、先生の隣でいったい何を見ちょう」
感想
家族への説明、何よりトキの説得は最重要だが、一方、錦織にも早めに話をしておかないと大変なことになるぞ……と思っていたら、今日、大変なことになった。
ヘブンが錦織を飛び越して江藤知事に直接話をするとは思えないから、熊本の教育委員会ないし県知事から身元照会でもあったのではないか。とにかく江藤知事の知るところとなり、知事は錦織に告げ、事情を知った錦織は慌てふためいてヘブン家を訪れた。家族の承認が得られてから話すつもりだった、というヘブンに錦織はまくしたてる。
「寒いくらいで……寒いなら教員室だけでなく教室にもストーブを入れましょう、校長になればそのくらいのことはできます、生徒のレベルが低いというならもっと厳しく指導するようにします。家が気に入らないなら新しい家を探しましょう。寒いというのは建前で、本当は書くことがなくなったんじゃないですか、でもまだまだありますよ、虫のことを書くのはどうですか」
「ゴメンナサイ、理由ハ、サムイ、ソレダケ」
錦織さん、振られた女が「♪私に~悪いところがあるのなら~教えて~きっと治すから~」とすがるムーブになっている。そういう状況になった時点で二人に未来はないね、恋バナなら。
ヘブンとトキは雨清水家へ訪ねていく。三之丞はおらず、おじじ様がいる。なぜおじじ様をヘブンの家に呼ばず、雨清水家に読んだのかは謎。おじじ様は作品的にフレームアウトしたのかと思ったが、そうではなかった。それなら初めて家族で洋食を食べた時に声をかけてもよかったような気もするが。
顔を隠すようにストール(的なもの)をまとっているトキにおじじ様が取るように言う、その瞬間、ヘブンが窓をピシャリと締める。外から覗かれないようにということだろうが、その挙動を見るタエ様は、ビックリしつつも、何かを感じたか?
熊本行きの話を聞いた二人は、即答は避けるものの、前向きな返事をする。嫌がって頭から反対すると思っていたトキは意外な反応に驚く。
雨清水は、熊本へ行くこと自体はたいした問題ではあるまい。もともと傳が亡くなって家を畳んだ後は、親類の家を転々としていたのだ。それより、「三之丞も仕事を始めましたし、もう私どものことはお気遣いいただかなくて結構ですよ、熊本へは松野の方だけで行ってください」と言うかと思えば、「せっかくの申し出だから」と前向きに受け取っているのが疑問。
おじじ様は、自分は家族と一緒でいいだろうが、タツを連れて行くと、タツは孫に会えなくなる。だから「お前たちだけで行け。わしはここへ残る」と、それこそ即答すべきだと思うが、「タツに話してみる」と言う。このあたりはちょっと不思議。
ちなみに司之介・フミ夫婦は熊本へ行くつもりである。司之介はフミから何事かを吹き込まれたのか、そうでないのかはわからないが。司之介にとって、松江は生まれ育った町ではあるが、事業を始めて失敗し、莫大な借金を負ったり、返済で苦労したり、必ずしもいい思い出があるわけではない。心機一転やり直すのもいいのではないか。本心として。
