放送日
- 2026年4月25日
登場人物
- 尾美としのり(立浪、医師)
概要
女将の怜子から料理の腕を見込まれ、マリアが切り盛りする食堂『まぐだら屋』で働けることになった紫紋だったが、その矢先、悠太に酷似した少年を見つけ動揺する。少年は丸孤と名乗ったが、人に言えない秘密を抱えてさまよい、尽果の地までたどり着いて行き倒れた。紫紋は丸狐と出会ったことで彼とうり二つの悠太が自死に至るまでのつらい体験を思い出し自らの悔いと向き合う。(公式サイトより)
雑感
料亭のやったことについて、ドラマでは料理の使い回しのシーンがサラリと描かれるだけ。女将や料理長の物言いはキツイがパワハラというほどでもなく。強いて言えば発注ミスを悠太のせいにされて怒られたぐらい。だから産地偽装がバレた時に取材陣に対して女将が「料理長のしたことです、私も被害者です」も、あれ、そうなのかな? とも受け取れた。
原作ではそもそも女将の性根が腐っていて、理不尽に恫喝する、長時間こき使う、気に入らない人間は辞めさせるなどやりたい放題。それを延々と見せられるのはつらいから、あっさり描写にしたのは悪くはないが、ユダや晴香が歪んでいるのはその影響もあったのか、と感じさせるものがなかったのは残念ではあった。まあ、増子倭文江がいかにも悪人顔をしていたので、その表情で語ったということだろうか。
原作と変えたのは、悠太がシモンに「会ってほしい」と懇願するもシモンが断わるシーンで、電話口で晴香の声が入ってしまったこと。つまり悠太はシモンが今誰と一緒にいるのか知ってしまったこと。また、悠太の遺書(とも言える最期のメール)をシモンは晴香の目の前で読み、そのため、晴香が悠太と付き合っていたことを知って晴香を問い詰めたこと。原作では悠太はシモンがなぜ会ってくれないのか理由を知らないまま死ぬし、シモンは晴香が悠太と付き合っていたことを知らないまま励まし続ける(あとで知るけど)。ちょっと悠太が可哀想だった。
シモンはマルコにいろいろ親切にし、マルコも心を開きかけるが、再び自殺を図る。心を病んでいる人は、本当にしんどい時は自殺することもできない、元気になってきた時が危ないと言うが……
さあ、問題は出揃った。次回からは解決に向かうのか……?
(2026-04-29 記)

