窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

(45)「はばたき」

題名

  • 「光る君へ」第44話「はばたき」

放送日

  • 2024年11月24日

登場人物(今回が初登場ではない)

概要

まひろの源氏物語はいよいよ終盤を迎えていた。ある日、まひろは娘・賢子から、宮仕えしたいと相談され、自分の代わりに太皇太后になった彰子に仕えることを提案。まひろは長年の夢だった旅に出る決意を固める。しかし道長の反対にあい、ついにまひろは賢子にまつわる秘密を明かすことに。旅立つまひろを思わぬ再会が待ち受けていた。一方、道長は出家を決意する。(NHKオンデマンドより)

敦康親王は「父に怒鳴られてばかり」という頼道に「羨ましい、私も父に怒鳴られてみたかった」と答え、それを聞いていた彰子は「では、姫にはよき父になってくださいませ」と言われる。その直後、娘を抱いた敦康親王は胸の発作に襲われる。21歳で没、「道長に奪いつくされた生涯であった」とナレ。

感想

  • 倫子は殿の思い人がまひろであることはとっくにわかっていたんだな。だけどこれまでは敢えて口には出さなかった。今回、突然「出家する」と言われて思わず「藤式部がいなくなるから?」と問い詰めてしまう。道長は「なにをバカなことを」と言うものの、バレバレなんだよ……。というか五十も過ぎていまだにまひろに未練たらたらとはねぇ……。
  • 枕草子」によって定子の素晴らしさが人々の記憶に刻まれた。そのように、殿の物語を書いてほしいと倫子はまひろに先週依頼したが、今回、まひろは断わった。倫子はその話を赤染衛門に持っていく。「光栄ではありますが……私などでよいのでございましょうか、もっとほかに……」「衛門がいいのよ」。倫子の巧みさだが、倫子自身も、殿に言われたかったに違いない。「お前がよいのだ」と。ともあれ、これが「栄花物語」につながった。
  • 賢子を彰子や倫子、道長らに紹介したまひろは、晴れて乙丸を連れて旅に出る。乙丸と二人で出歩くのは、子どもの頃に戻ったようだ。まひろに振られた道長が出家し、道長を振ったまひろが開放感に満ち溢れているのがよい対照だ。須磨へ、そして大宰府へ。そこで周明と再会。

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