題名
- 「光る君へ」第30話「つながる言の葉」
放送日
- 2024年8月4日
概要
夫の死から三年、まひろは四条宮の女房たちに和歌を教えながら自作の物語を披露し、都中で話題になっていた。ある日、そこに歌人のあかねがやってくる。自由奔放なあかねに、どこか心ひかれるのだった。その頃、宮中では「枕草子」が流行していた。「枕草子」を読んでは亡き定子を思う一条天皇。道長は気をもみ、安倍晴明に相談すると……。(公式サイトより)
感想
自作の物語の評判が宮中でよいので、精を出して制作に励むまひろ。賢子が「遊ぼ」と言っても「今忙しいからあとで」。拗ねた賢子はまひろが席を外した隙に原稿に火をかけて燃やしてしまう。「火事になったらどうするのか」と激しく叱責するが、まひろが本当に呆然となったのは、書き溜めた原稿が灰になってしまったことだ。そのことで賢子を怒らなかったのは、立派。
宮中では、「枕草子」が流行しているせいでお上が定子を忘れられないことを、藤原道長、藤原公任、藤原行成、藤原斉信(ただのぶ)らが危惧する。「枕草子を超える面白い書物をお上に読ませては?」「そんな書物を誰が書けるというのだ」その時公任が「我が妻・敏子がやっておる学びの会に、面白い物語を書く女がいる」と道長に教える……
道長がまひろの屋敷にやって来たところで終わり。来週はオリンピックのため休み!
(2024-08-11 記)
今日のtwitter
#光る君へ 第30回。カササギ語りがバックアップも無しに灰となり消失するという創作者にとっての絶望を体験するまひろだが母恋しさゆえの賢子の衝動と思うと二重に胸が潰れる。貫禄たっぷりに祈祷を魅せてくれた晴明、クセつよ和泉式部が印象的。どうかまた物語を書いてほしいまひろ…道長、頼みます! pic.twitter.com/pyycP1UArH
— KEI-CO (@keico) August 4, 2024