題名
- 「光る君へ」第28話「一帝二后」
放送日
- 2024年7月21日
登場人物
- 平山咲彩(あさ、まひろの娘の乳母)
概要
年の暮れ、まひろは道長との子を出産。宣孝は子を賢子と名付け、約束どおり我が子として育て始める。一方、道長は入内させた娘の彰子を中宮にし、定子と后を二人にする「一帝二后」を、国家安寧のためにもくろんでいた。詮子や行成が一条天皇の説得にあたるが、当の彰子が一条天皇の心を捉えられる気配はなく……。(公式サイトより)
今日の一条帝と彰子
「こちらを向いて聴いておくれ」
「笛は聴くもので見るものではございませぬ」
感想
道長が明子の家で倒れる。昏睡状態の道長の枕元での倫子と明子のマウント合戦は少々怖かったが、道長が夢に見るのはまひろのことばかり。ついに「まひろ!」と叫んだところで目を覚まし、「明子でございます」と声をかけられた時は震えた。明子はまひろを知らないから、聞き取れなかったのかも知れないし、深く心に留めなかったかも知れないが、もし倫子だったらよく知っているわけで……
定子は第二皇女の出産後、産褥で亡くなる。24歳。その直前の少納言との会話では笑顔を見せていた。もう定子は、少納言の前でしか笑顔が見せられなくなっていたのだ。
(2024-07-28 記)
今日のtwitter
#光る君へ 第28回。定子を皇后とし彰子を中宮とする一帝二后を進める道長、揺れる一条天皇に覚悟を決めさせた行成がカッコよかった!母になったまひろ、宣孝のふるまいに胸が傷むも賢子を抱く笑顔は父そのものでまた涙。藤原定子、その美しき思い出は、清少納言の綴った枕草子のなかで永遠に輝いて…。 pic.twitter.com/UXM9YNeYS4
— KEI-CO (@keico) July 21, 2024
リンク
- 考察『光る君へ』28話「いつも、いつも」と笑い合うのは、道隆(井浦新)在りし日々、華やかな思い出…清少納言は『枕草子』で定子の尊厳を守った(2024-07-27、クロワッサン)