第16週「女やもめに花が咲く?」(金)
放送日
- 2024年7月19日
登場人物
- 岡部ひろき(入倉始、新潟本庁の判事補)
概要
森口との間を自分が取り持つことで穏便に済ませようという杉田弁護士からの提案を断り、寅子は高瀬を書記官としてきちんと処分すると告げる。高瀬と向き合えたことをきっかけに、寅子は娘・優未に亡き夫・優三の話をしようと決意する。(NHKオンデマンドの解説より)
その夜、令状を請求に来た高瀬は、兄が大学進学を代わってくれたことを話した。そしてキャラメルを渡す。起きて来た優未に、いただいたから、明日おやつに食べなさいと言って渡すと、「今食べちゃだめ?」と言う。「おいしいものは一人で食べてもつまんない」。寅子は一緒にキャラメルを食べながら、お父さんのお腹きゅるきゅるはお母さんが治したんだよ、といって変顔をしてみせる。
本庁の欠員に伴い、寅子は週に一度新潟本庁で刑事事件を担当することになった。そこで星航一に連れられ喫茶店に入ると、涼子様がいた。
今日の寅子
「音便に済ませたりして、ああいう人たちに借りなんて作ってほしくないから。あなたを確実に傷つけて、心にできた瘡蓋(かさぶた)をことあるごとに、悪気なく剥がしていくような人たち、彼らにずっとへいこらしてほしくない。自分の意思で物事を受け流すのと、受け流さざるを得ないのとでは違うから。私がいなくなったあとも、この件であなたが縛られないように、したいようにできるように、怒りたい時に怒ることができるように。そう思って処分しました」