窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

12月に観た映画・これから観たい映画(2013/12/31)

今月もなんだかんだで15本の映画を観た。「ウォールフラワー」「受難」が観られなかったのは残念だったけど。「受難」はこれから観る機会があるかな。 観た(12月) 題名観た日評価 キャプテン・フィリップス【IMAX 2D】12/02超サイコー クヒオ大佐12/03劇場…

ようやく意味がわかった「鑑定人と顔のない依頼者」

恐らくこれが今年最後の一本になるだろう。この週末に新たに公開された作品に興味を惹かれるものがなかったこともあり、結局この作品を繰り返して観ることにした。18時半からの上映に対し、17時半ごろに行ったら既に残り僅少の案内があり、最前列か二列目し…

あの結末にショック!「鑑定人と顔のない依頼者」

今日こそ観ようと会社を定時に出る。開始20分ほど前の時点で残りわずか。最終的には完売はしなかったようだが空席は数席ほどだった。 題名鑑定人と顔のない依頼者(La migliore offerta/THE BEST OFFER) 監督ジュゼッペ・トルナトーレ 出演ジェフリー・ラッ…

吸血鬼とは相性が悪い「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライブ」

「鑑定士と顔のない依頼人」を観るつもりだったのだが、会社をなかなか定時には出られず、開始時刻ぎりぎりに劇場に行ったら「完売」とのこと。映画の日でもないし、みんなパーティーには行かなくていいのか!? 仕方がないのであとから始まる本作を観ること…

偉大なるワンパターン「トリック劇場版2」(DVD)

来春の新作公開前に予習。堀北真希も出てくることだし。これで「トリック」シリーズでまだ見ていないのは「新作スペシャル2」のみ。 題名トリック劇場版2 監督堤幸彦 脚本蒔田光治 出演■ゲスト/片平なぎさ(筐神佐和子、霊能力者/教団「箱のゆーとぴあ」教…

またまたすごい映画「麦子さんと」

公開2日目。混んでた。前半は大笑い。後半は涙声。 題名麦子さんと 監督吉田恵輔 出演堀北真希(小岩麦子、書店アルバイト)、松田龍平(小岩憲男、麦子の兄)、余貴美子(赤池彩子、麦子・憲男の母)、温水洋一(井本まなぶ、タクシー運転手/彩子の旧友)…

涙が止まらない。間違いなく今年一番泣いた作品「永遠の0」

公開初日に観に行く。混んでた。 題名永遠の0 原作百田尚樹 監督山崎貴 出演■戦時パート/岡田准一(宮部久蔵)、井上真央(松乃、久蔵の妻)、濱田岳(井崎、宮部の部下)、新井浩文(景浦、宮部の同僚)、染谷将太(大石)、三浦貴大(武田、宮部の部下)…

コメディだったのか……「ウォーキング with ダイナソー」

公開初日に勇んで観に行ったが、期待外れだった……。 題名ウォーキング with ダイナソー(Walking with Dinosaurs 3D) 原作「ウォーキングwithダイナソー〜驚異の恐竜王国」(BBCのテレビドキュメンタリー作品) 監督ニール・ナイチンゲール、バリー・クック…

パラレルワールドの忠臣蔵「47 RONIN」

題名47 RONIN(原題:47 RONIN) 監督カール・リンシュ 出演キアヌ・リーブス(カイ、鬼子)、田中泯(浅野内匠頭、赤穂藩藩主)、柴咲コウ(ミカ、浅野家の姫)、真田広之(大石内蔵助、赤穂の侍筆頭)、赤西仁(大石主税、内蔵助の子)、羽田昌義(ヤスノ…

緊張に耐えられない!「ゼロ・グラビティ」

91分で良かった。これ以上長かったら緊張に耐えられなかったところ。 題名ゼロ・グラビティ(Gravity) 監督アルフォンソ・キュアロン 出演サンドラ・ブロック(ライアン・ストーン、医療技師)、ジョージ・クルーニー(マット・コワルスキー)、他 公式サイ…

登場人物 落穂拾い

「八重の桜」の登場人物でこれまで書きもらしていた人をここでまとめて記載する。 出演 中島亜梨沙(西郷眉寿(みす)、西郷頼母の妹):慶応4年8月23日、西郷頼母邸にて一族21人で自刃。26歳。辞世は「死にかへり幾度世には生きるとも ますら武雄となりなん…

NHK大河第50回「いつの日も花は咲く」

公式サイト http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/outline/ 粗筋 日清戦争始まる。八重は従軍篤志看護婦として負傷兵の看護に勤める。これまで戦場は男の世界であり、看護婦といえど女がいることを露骨に嫌がる人も少なくなかったが、八重は澄ました顔で「道は…

なんでこんなに面白いの?「武士の献立」

観終ったあと、今年一番の映画を観ちゃったな〜としみじみ思った。余韻から覚めてみれば、別に「キャプテン・フィリップス」よりも「清須会議」よりも面白かったというわけではないのだけど、観ていて楽しかったし観終わったあとは心地よい満足感が得られた…

日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞(2013)

12月10日、日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞が発表になった。 作品賞:「舟を編む」(石井裕也監督) 監督賞:是枝裕和「そして父になる」 主演男優賞:松田龍平「舟を編む」 主演女優賞:真木よう子「さよなら渓谷」 助演男優賞:リリー・フランキー「そ…

いろいろとわかって面白い「嫌われ松子の一生」(DVD)

雑感 前回この作品を見たのは2008年で、この年は近くにツタヤができ、いろいろ映画やドラマのDVDを借りてきては見るようになった時代。既に「のだめカンタービレ」を見ていたから瑛太は知っていたが、中谷美紀も市川実日子も知らなかったのである。のちに、…

ビートルズファンクラブの元会長が明かす在りし日のビートルズ「愛しのフリーダ」

「マリリン・モンロー 瞳の中の秘密」がアレだったからあまり期待しないで行ったため、期待外れだと腹が立つことはなかったが、それにしても詰まらない映画だった。なんでこんなことになってしまうんだろう。「リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド」…

素晴らしいホラー&サスペンス「ビューティフル・ダイ」

「愛しのフリーダ」が詰まらなかったので、このままじゃ帰れないと思いもう一本。これは予想外に面白かった。 題名ビューティフル・ダイ(A Horrible Way to Die) 監督アダム・ウィンガード 出演エイミー・サイメッツ(サラ、アルコール依存症)、ジョー・…

NHK大河第49回「再び戦を学ばず」

公式サイト http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/outline/story49/ 粗筋 山本覚馬、大殿様が息を引き取るの巻。日清戦争が勃発。 雑感 今さらドラマとしての出来栄えを云々してもはじまらないのでそれは言わない。ただ、結局このドラマは何が言いたいのか? …

二回観ても圧巻の物語「キャプテン・フィリップス」

題名キャプテン・フィリップス 劇場TOHOシネマズ ららぽーと横浜 雑感 当たり前だが2回観るといろいろと細かいことに気づく。冒頭でフィリップは妻に、自分の頃は楽だった、真面目にコツコツやっていれば誰でも船長になれた、と言うが、ソマリア沖を通過する…

11月に観た映画・これから観たい映画(2013/12/04)

11月もなんだかんだで16本の映画を観ている。面白い作品が多かった。「タイガーマスク」が観られなかったのは残念だったけど。 観た(11月) 題名観た日評価 クロニクル11/01超能力に目覚めたら グランド・イリュージョン11/01手品師と詐欺師 42 世界を変え…

自宅でDVDを見るのと劇場へ行くのはかくも違うのか(その2)「南極料理人」

題名南極料理人 劇場目黒シネマ 雑感 小野花梨かわいいよ小野花梨。ぜいぜい。元々面白いと思っていて、DVDは3回くらい見た。劇場で観たかった作品だが、一週間だけ公開されるというので無理に時間を作って駆け付けた次第。DVDを見た時、話は面白いと思った…

自宅でDVDを見るのと劇場へ行くのはかくも違うのか「クヒオ大佐」

題名クヒオ大佐 劇場目黒シネマ 雑感 半沢直樹で大ブレイクした堺雅人特集。以前DVDを見た時、このような感想を書いた。 同時期の堺雅人主演映画では、「南極料理人」がべらぼうに面白く、それに比べればイマイチの感はぬぐえなかったが、これはこれで面白い…

スーパー超A級のサスペンス・パニック映画「キャプテン・フィリップス」

二日前に「ザ・コール」を観た時、近年で一番、これを超える作品はそうはない、と思ったものだが、前言撤回。凄い作品だ。来年のアカデミー賞にいろいろ絡んでくるのではないだろうか。 題名キャプテン・フィリップス(Captain Phillips) 監督ポール・グリ…

NHK大河第48回「グッバイ、また会わん」

公式サイト http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/outline/story48/ 粗筋 ジョーが息を引き取るの巻。 雑感 臨終の場面でのオダギリジョーの演技は見事だったし、それなりに感涙を誘うシーンではあった。しかし、これまで何度も「今回でジョーが死ぬのか?」と…