窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ついに観た!「未知との遭遇」

カリコレ(新宿シネマカリテによるカリテ・シネマ・コレクション)企画の一環で5月31日一日のみ劇場上映が実現した。知らなかったが上映前にソニーエンターテイメントの田中ひでかず氏によるトークイベントがあった。時間前に行っておいて良かった!本作はコ…

泣いた泣いた。「青天の霹靂」

題名青天の霹靂(2回目) 劇場TOHOシネマズ日本橋(スクリーン1) 雑感 前回は起爆剤がいたせいもあって、かなり笑えた印象があったが、今回は……ストーリーを、結末を知っているだけに、悦子のセリフや行動のひとつひとつが、チンの態度のひとつひとつが、泣…

彼らが帰ってきた「キック・アス ジャスティス・フォーエバー」

題名キック・アス ジャスティス・フォーエバー(Kick-Ass 2) 監督ジェフ・ワドロウ 出演■ジャスティス・フォーエバー/アーロン・ジョンソン(デイヴ・リゼウスキ、キック・アス)、クロエ・グレース・モレッツ(ミンディ・マクレイディ、ヒット・ガール)…

クロエ・グレース・モレッツのアクションがスゴイ!「キック・アス」

「キック・アス」と「キック・アス・ジャスティス・フォーエバー」の二本立て。少し前、「キック・アス・ジャスティス・フォーエバー」が封切られた時に、観に行こうかと思ったのだけど、「キック・アス」の予習ができず断念した経緯がある。まあ下手に(DVD…

アクションには見所あり。「キカイダー REBOOT」

何度も書いたけど何度でも書く。このような過去の名作漫画の実写映画化は、観ることが重要だ。観ることができただけで十分で、それ以上は何も期待しない。……しかし、この映画の制作者の方々は、何がしたくてこの映画を作ったのか、聞いてみたい気はする。 題…

いい映画を観た。「青天の霹靂」

映画を観るのは6日ぶりである。ずいぶん久しぶりのような気がしてしまうのだから、僕も変わったものだ。ここのところいろいろな事情で時間が取れずにいたのだが、この映画だけは観たかった(それもなるべく早く)ので、無理に時間調整をして出かけた。……いい…

海街Diaryが実写映画化

吉田秋生の傑作漫画「海街Diary」が是枝裕和監督によって実写映画化されるらしい。原作は単行本にして現在5巻だが話がかなり発散している。いろいろな顔、いろいろなエピソードをつなぎあわせて紡いでいく、というのが吉田秋生のやりたかったことかと感じて…

母いわ、久々に登場。/「軍師官兵衛」第21話「松寿丸の命」

公式サイト http://www1.nhk.or.jp/kanbe/story/story21.html 粗筋 織田軍が有岡城に総攻撃を仕掛けるが、ことごとく撥ね返される。織田軍の攻撃を読み切っている荒木軍に、信長は村重ではなく官兵衛がいると直感。秀吉に松寿丸を殺すよう指示を出す。 雑感 …

ナタリー・ポートマンの鮮烈デビュー。「レオン(完全版)」

「バック・トゥ・ザ・シアター」企画。「午前10時の映画祭」と違って夜にも上映してくれるのでありがたい。 題名レオン(完全版)(仏題:Leon、英題:The Professional) 監督・脚本リュック・ベッソン 出演ジャン・レノ(レオン・モンタナ、殺し屋)、ナタ…

フリーパスポートを利用して

2013年5月1日にTOHOシネマズのシネマイレージ会員になり、以来約11ヶ月で53本の映画を有料で観て(その間に鑑賞ポイントによる無料サービスで7本を観て)晴れてマイレージが6000を超え、一ヶ月のフリーパスポートを取得した。4月4日から5月3日までの1ヶ月。…

意味がわかんない。「ニューヨーク 冬物語」

題名ニューヨーク 冬物語(Winter's Tale) 原作マーク・ヘルプリン「Winter's Tale」 監督・脚本アキヴァ・ゴールズマン 出演■1916年/コリン・ファレル(ピーター・レイク)、ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ(ベバリー・ペン、令嬢)、ウィリアム・ハー…

ついに官兵衛つかまる/「軍師官兵衛」第20話「囚われの軍師」

公式サイト http://www1.nhk.or.jp/kanbe/story/story20.html 粗筋 官兵衛は村重に捕えられ、村重は御着に「官兵衛を殺した」と連絡する。その報は姫路にも届く。動揺する黒田家。村重は官兵衛を味方につけたいと思っており、説得するも、官兵衛は屈しない。…

がっかり……。「ライヴ」

当初、どこかのアイドルタレントのライブビューイングかと思ってリストから外していた。小説の実写化、しかも角川文庫創刊65周年企画と知って慌てて観に行った次第。なんせ角川映画で育ってきた人間なので、「往年の“角川映画”の魂にオマージュ捧げた映画、…

面白れーじゃん。「闇金ウシジマくん Part2」

題名闇金ウシジマくん Part2 原作真鍋昌平 監督山口雅俊 出演■カウカワ・ファイナンス/山田孝之(丑嶋馨)、やべきょうすけ(柄崎)、崎本大海(高田)、久保寺瑞紀(摩耶)、菅田将暉(加賀マサル)、綾野剛(戌亥、情報屋)、バカリズム(下村、債務者、…

北川景子のうまさが際立っていた。「悪夢ちゃん The 夢ovie」

題名悪夢ちゃん The 夢ovie 監督佐久間紀佳 出演■明恵小学校/北川景子(武戸井彩未、明恵小学校6年2組担任)、優香(平島琴葉、明恵小学校養護教諭)、濱田マリ(貝原聡子、ベテラン教師)、キムラ緑子(甘澤龍子、教師)、木村真那月(古藤結衣子、悪夢ち…

これは文句なし。「ブルージャスミン」

題名ブルージャスミン(Blue Jasmine) 監督・脚本ウディ・アレン 出演ケイト・ブランシェット(ジャスミン)、アレック・ボールドウィン(ハル、ジャスミンの夫)、サリー・ホーキンス(ジンジャー、ジャスミンの義妹)、アンドリュー・ダイス・クレイ(オ…

脚本がよくできている「最近、蝶々は……」

題名最近、蝶々は…… 原作内田春菊 監督・脚本友松直之 出演後藤理沙(篠崎瑠可/蝶おんな)、黒木歩(野本佳子、篠崎瑠可の先輩OL)、川又シュウキ(間宮和也、篠崎瑠可の先輩・既婚)、徳元裕矢(萩本、出版社社員記者)、希咲あや(越川樹里、萩本の同僚・…

「アナと雪の女王」の魅力(3)予告編のミスリード

『「アナと雪の女王」の魅力(1)ストーリーの意外性』(2014/05/08)で二つの意外性と一つの伏線について述べた。が、意外性という点では実はもうひとつ大きく意表を衝かれることがある。それは、予告編との違いだ。エルサが「LET IT GO」を高らかに歌いな…

期待通りの面白さ。「WOOD JOB!」

題名WOOD JOB! 〜神去なあなあ日常〜 原作三浦しをん 監督・脚本矢口史靖 出演染谷将太(平野勇気、緑の研修生)、光石研(中村清一、中村林業社長)、西田尚美(中村祐子、清一の妻)、伊藤英明(飯田ヨキ、中村林業の従業員/勇気の指導役)、優香(飯田ミ…

またドキュメンタリーか!「マドモアゼルC」

題名マドモアゼルC(Mademoiselle C) 監督ファビアン・コンスタン 出演カリーヌ・ロワトフェルド(本人)、他 公式サイト映画『マドモアゼルC ファッションに愛されたミューズ』公式サイト 制作フランス(2014年5月9日日本公開) 時間93分 劇場TOHOシネマズ…

小寺正職までが織田に反旗を/「軍師官兵衛」第19話「非情の罠」

公式サイト http://www1.nhk.or.jp/kanbe/story/story19.html 粗筋 荒木村重に続き、小寺正職が織田に反旗を翻したとの報が入る。驚いた黒田職隆が御着へ行くが会ってくれない。それどころか「本当はこの場で殺してもよいが、無事に帰すのは殿の厚意だ」とま…

「タイムスクープハンター」シーズン6 第6話「鎌倉 不都合な真実」

公式サイト http://www.nhk.or.jp/timescoop/ 出演(レギュラー) 要潤(沢嶋雄一) 杏(古橋ミナミ) 出演(ゲスト) 加藤英雄(落合将監) 山端零(青砥三郎) 高橋佑一郎(市河左近太夫) 土屋舞(若竹) 雑感 テレビ編がまだ続いているとは知らなかった…

ついに荒木村重立つ!/「軍師官兵衛」第18話「裏切る理由」

世界卓球を見ていたため、5月4日には見られず、録画を見た。 公式サイト http://www1.nhk.or.jp/kanbe/story/story18.html 出演 田中幸太朗(万見仙千代) 近江谷太朗(中川清秀) 粗筋 官兵衛は三木城を攻めるにあたり、隙なく囲い込んで兵糧を断つ戦法を進…

「アナと雪の女王」の魅力(2)アナの魅力

登場人物の中で最も魅力を感じたのはアナである。いやもう、アナの言動のひとつひとつがattractiveで、「また観たい」と思わせる大きな理由になっている。が、他の人の感想の中には、アナは空気が読めない、自分の意見を押し付けるだけ、……という声もあって…

「アナと雪の女王」の魅力(1)ストーリーの意外性

「アナと雪の女王」については既に何度も言及しており、今後もまだ書く可能性があるため、新たに「Frozen」というカテゴリーを作った。公開から2ヶ月経つのに一向に人気の衰える気配がない。「アバター」の時もすごい盛り上がりを肌で感じたが、数字ではアバ…

とにかく笑える「大空港2013」

題名大空港2013 原作三谷幸喜 監督・脚本三谷幸喜 出演竹内結子(大河内千草、グランドスタッフ)、甲本雅裕(村木繁、主任/大河内の上司)、青木さやか(砂田かおる、空港案内係)、香川照之(田野倉守男、客)、神野三鈴(田野倉美代子、守男の妻)、池松…

日本の青春ドラマとはだいぶ違う。「ウォールフラワー」

観ようかと思っていて観そびれた映画。観る機会は何度かあったのだが、プライオリティを考慮して切り捨てた作品、と言った方が適当か。その後、青春映画の傑作の呼び声高く、気になっていたところ、下高井戸で上映していることがわかったため、駆け付けた。 …

絵本「アナと雪の女王」

「アナと雪の女王」の絵本があったので手に取ってみる。カタカナにまで振り仮名がついているので、対象年齢はかなり下のようだが、ストーリーは一応ちゃんと追いかけられていて変な省略はなかったし、絵がふんだんに盛り込まれているため、映画の余韻を味わ…

こういう映画が面白い「おとなの恋には嘘がある」

タイトルがアレだし、知っている役者は誰も出ないし、直前に観た「ある過去の行方」がアレだったしで、観るのをやめようかとも思ったが、やはり観て良かった。こういう映画が好きなんだ。主演男優のジェームズ・ギャンドルフィーニは、封切直前の2013年6月13…

4月に観た映画・これから観たい映画

TOHOシネマズのフリーパスポートを入手したため、いろいろ観ようと思ったが、結局23本(17作品)に終わった。それでも過去最多を(大幅に)更新。前半は「ザ・エージェント」に「ジ・エクストリーム・スキヤキ」「もらとりあむタマ子」「利休にたずねよ」と…