窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「ひとりでしにたい」(6)(最終話)

題名

  • 「ひとりでしにたい」第六話「ビビるな! 闘え! 崇めよ、ガンジー

放送日

  • 2025年8月2日(土)

概要

無視された事で逆に気になり、鳴海は那須田を追いかけるようになる。那須田は「無視」をして鳴海の気を引いていた。それは子供の頃、親からされていた方法。那須田はネグレクトを受けていたのだ。「あなたと一緒に居たら普通の子になれる気がした」那須田は、鳴海にひかれた理由を伝え、改めて告白をする。一方その頃、終活のために和夫が「家を売る」と言いだし、実家は大騒ぎになっていた。(公式サイトより)

感想

那須田くんとはきっぱり別れるつもりで家へ呼んだのに、うまいこと言いくるめられて正式な彼氏にしてしまったり、父が家を売ってサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)に住むと言い出したり、弟夫婦と一緒に食事をして親の面倒を見ることを押し付けられたり、さらに弟の嫁と鳴海の関係がまさに母と光子おばさんと同じだと気付いたり、と新たな話題が次々に出て来て、本当に今回が最終回なのか? と訝しんだが、それらにははっきりとした結末のないまま、鳴海が「私はひとりで生きてひとりで死にたい」と呟いて、カットアウトのように終わった。

拍子抜けではあったが、考えてみれば、現実の家族の問題、特に老いた親に絡む問題は、スパーンと解決して終わり、ということはなく、何かが解決しかける頃に別の問題が勃発し、それが収まりかけた頃、解決したと思っていた問題が再度起きる、というようにとめどなく続いて行くものだから、こういう終わり方はむしろアリかも知れないと思った。

ドラマの評判はかなりよかったようだ(タイムプラスの視聴回数が、大河・朝ドラを除いてNo.1だったらしい)が、たった6回であっさり終わったことと併せ、シーズン2も予感させる。

総評としては、鳴海は39歳の設定だが、綾瀬はるかは実際には40歳。40歳には見えね~~~! に尽きる。衣服も頻繁に着替え、勤め先でのビジネスカジュアル、カジュアルな部屋着、親に会う時のその中間、スペシャルとしてヒップホップ系や猫のタトゥーなど、バラエティに富んでいて楽しめた。

原作では鳴海もその母も、パッとしない人という設定。那須田も光子も、エリートあるいは仕事バリバリだったかも知れないが、特にイケメンではないはず。本作では綾瀬はるか松坂慶子山口紗弥加佐野勇斗と美男美女を揃えたのもよかった。

ただ、全体に強引に言葉で説明しようとする傾向が強く、鳴海と那須田の長ゼリフが多くて(特に最終回)、ちょっと疲れた。
(2025-08-05)


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