窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

10月に観た映画・これから観たい映画(2013/10/31)

10月に劇場で観たのは18本。一ヶ月に18本観たのは初めて。仕事が終わったあとに2本観るのはかなり集中力が低下することを体感。それと、記録を残すのが難しくなる(時間がないので)。それでも、「天使の処刑人 バイオレット&デイジー」は観たかったな。年…

ついていけない……「R100」

今月18本目。一ヶ月に18本も映画を観るのは生まれて初めて。感想の記事を書くのが追い付かない。(>_ 題名R100 監督・脚本松本人志 出演大森南朋(片山貴文、家具店勤務)、YOU(片山節子、貴文の妻)、西本晴紀(片山嵐、貴文の息子)、前田吟(節子の父)、…

観客が少なかった「人類資金」

本日2本目。なんと、観客は僕一人。殿さまになったような気分だった。そして殿さまがいかに孤独かよくわかった(笑)。それにしても封切り10日目でこれとは……。 題名人類資金 監督阪本順治 原作福井晴敏 出演佐藤浩市(真舟雄一、詐欺師)、香取慎吾(M/笹…

ロバート・レッドフォード監督「ランナウエイ」

追われる者は、追う者の手をすり抜けて逃亡する。こうした作品群はなんと呼べばいいのか。 題名ランナウエイ/逃亡者(原題:The Company You Keep) 監督ロバート・レッドフォード 出演ロバート・レッドフォード(ジム・グラント、弁護士/ニック・スローン…

誰も私のそばにいてくれない「ダイアナ」

主役の人は故・ダイアナ妃にそっくり(なんだろう、多分)。 題名ダイアナ(原題:Diana) 監督オリヴァー・ヒルシュビーゲル 原案ケイト・スネル「Diana: Her Last Love」 出演ナオミ・ワッツ(ダイアナ)、ナヴィーン・アンドリュース(ハスナット・カーン…

いくらドラマでもこれはいけない――NHK大河第43回「鹿鳴館の華」

元会津藩家老・山川家の末娘、捨松が、仇敵薩摩の大山巌に嫁ぐことになった。 公式サイト http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/outline/story43/ 出演 池田成志(大隈重信) 河北麻友子(津田梅子) 粗筋 帰国した捨松は津田梅子と日本で就職活動を展開するが…

真実は何か「トランス」

非常に面白かった。 題名トランス(原題:Trance) 監督ダニー・ボイル 出演ジェームズ・マカヴォイ(サイモン、競売人)、ロザリオ・ドーソン(エリザベス、催眠療法士)、ヴァンサン・カッセル(フランク、ギャング)、他 公式サイトダニー・ボイル監督最新…

NHK大河第42回「襄と行く会津」

回想シーンてんこ盛りの回。 公式サイト http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/outline/story42/ 出演 山野海(お吉)←これまで書いていなかったので 戸田昌宏(徳三)←これまで書いていなかったので 粗筋 暴漢に襲われた板垣退助を見舞いに行ったジョーは会津…

海外でも取り違え事件が「もうひとりの息子」

題名もうひとりの息子(原題:Le fils de l'Autre) 監督ロレーヌ・レビ 出演ジュール・シトリュク(ヨセフ)、エマニュエル・ドゥボス(オリット、ヨセフの母)、パスカル・エルベ(アロン、イスラエル国防軍大佐/ヨセフの父)、マハディ・ザハビ(ヤシン…

女同士の争いが殺人事件に「パッション」

題名パッション(原題:Passion) 監督・脚本ブライアン・デ・パルマ 原作フランス映画「ラブ・クライム 偽りの愛に溺れて」(2010年)のリメイク 出演レイチェル・マクアダムス(クリスティン、広告代理店の重役)、ノオミ・ラパス(イザベル・ジェームズ、…

NHK大河第41回「覚馬の娘」

日曜日は出かけていて見られなかったため、録画を視聴。 公式サイト http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/outline/story41/ 出演 加藤虎ノ介(伊藤博文) 粗筋 京都では知事と議会の対立が激化。地方の負担を増やす国の政策を受けて槇村は税の増収を図るが、…

ファンタジーなラブストーリー「陽だまりの彼女」(ネタバレあり)

観に行きましたよ。上野樹里が「のだめカンタービレ」以来三年ぶりにスクリーンに登場とあれば。 題名陽だまりの彼女 監督三木孝浩 原作越谷オサム 出演松本潤(奥田浩介)、大倉孝二(田中進、奥田の上司)、谷村美月(峯岸ゆり、奥田の同僚)、小籔千豊(…

2回目もちゃんと笑えてよかった。「そして父になる」

題名そして父になる 劇場TOHOシネマズ ららぽーと横浜 雑感(ネタばれあり) karigariさんが「そして父になる」感想―親が子を選ぶのか子が親を選ぶのか(ときどき休みます、2013/09/27)で 福山さんだけは映画の中で何も食べない。 と書かれていて、実に鋭い…

カネを取って見せる作品か!?「マリリン・モンロー 瞳の中の秘密」

一日2本、オードリー・ヘプバーンとマリリン・モンローはいい組み合わせだと思った。上映時間の妙で、ちょうどそうした組み合わせが可能だったことに感謝した。が、2本目は全くの期待外れだった……。こうした作品を劇場で見せる意図はどこにあるのだろうか。…

ラブコメディ「麗しのサブリナ」

「パリの恋人」に続くデジタル・リマスター・ヘプバーン第二弾。本作は「ローマの恋人」に続く作品。 題名麗しのサブリナ(原題:Sabrina) 監督ビリー・ワイルダー 原作サミュエル・テイラーの戯曲「サブリナ・フェア」 出演ウォルター・ハンデン(オリヴァ…

巨匠の制作でも詰まらないものは詰まらない「オン・ザ・ロード」

ずっと観たかったのだがなかなか都合がつかず、ようやく終了間際に観ることができた。……詰まらなかった。詰まらない(自分には合わない)作品であることを、直接確認できたのは、良かったけど。 題名オン・ザ・ロード(原題:On the Road) 監督ウォルター・…

こんな凶悪な作品は初めて「凶悪」

別に山田孝之が特に好きというわけでもなく、観られないなら観なくてもいいくらいの位置づけだったのだが、時間の関係でちょうどこれしか観られるものがなく、じゃあというので観た。観て良かった。こういうことがあるから、とりあえず観るということも大切…

こういう映画が観たかった「ウルヴァリン」

封切と同時に観たかったのだが、種々の事情で果たせず、結局今になってしまった。が、観られて良かった。こういう映画が観たかった。 題名ウルヴァリン:SAMURAI(原題:The Wolverine) 監督ジェームズ・マンゴールド 出演ヒュー・ジャックマン(ローガン、…

こういう映画が観たかった「許されざる者」

封切と同時に観たかったのだが、種々の事情で果たせず、結局今になってしまった。が、観られて良かった。こういう映画が観たかった。 題名許されざる者 監督・脚本李相日 原作ワーナー・ブラザーズ製作「許されざる者」(Unforgiven、1992年) 出演渡辺謙(…

NHK大河第40回「妻のはったり」

公式サイト http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/outline/story40/ 粗筋 同志社は、外国資本が入っていることを危惧する明治政府から廃校を命じられる。これはかろうじて免れたものの、予断を許さない状況が続く。一方、アメリカの教団からは牧師になる卒業生…

風景が美しい「ルノワール 陽だまりの裸婦」

映し出される自然の美しさは、ルノワールならずとも絵に描きたくなる。こういう風景が大画面で観られるのも映画の醍醐味のひとつだ。 題名ルノワール 陽だまりの裸婦(原題:Renoir) 監督ジル・ブルドス 出演ミシェル・ブーケ(オーギュスト・ルノワール)…

これがクドカンか……「謝罪の王様」

題名謝罪の王様 監督水田伸生 脚本宮藤官九郎 出演阿部サダヲ(黒島譲 、東京謝罪センター所長)、井上真央(倉持典子、黒島の助手)、松尾諭(小磯一家の運転手)、六角精児(小磯一家の顧問弁護士)、岡田将生(沼田卓也、相談者)、尾野真千子(宇部美咲…

先月観た映画・これから観たい映画(2013/10/1)

9月に劇場で観たのは17本。数だけでいえばかなり見たけど、観たいものが観られないでいるうちに次々に新しい作品が公開され、追われている感が強い。あと4本(「最愛の大地」「ワールド・ウォーZ」「許されざる者」「ウルヴァリン」)観たかった。年間累計で…

ヴァンパイアの世界でも男尊女卑「ビザンチウム」

夜、劇場へ行ったらチケット売り場に列ができている。自分の番になって買おうと思ったら、席はほぼ一杯。開演までまだ10分以上あるのに。既に封切されて一週間以上経つし、それほど人気なのかな……。「お会計1000円いただきます」「ちょ、せ、せんえん!? あ…