窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「あんぱん」(084)

  • 第17週「あなたの二倍あなたを好き」

放送日

  • 2025年7月24日(木)

概要

地震から二日後。いまだ高知と連絡がつかず、居ても立っても居られないのぶ。そんなのぶに、八木はあいつは死にはしないと声をかけ、戦地での嵩の話をし始める。聞いていたのぶは、嵩の存在の大きさに気づき…! 同じころ、嵩を案じて何も手につかない東海林(津田健次郎)たち。(NHKオンデマンドの解説より)

今日ののぶと世良(とたかし)

「うちにもわからん。わからんうちに三回も」
「四回です」

今日ののぶ(とたかし)とアナ

「あんたなんてもう起きんでええ、一生寝よれ。死ぬばあ心配して損したわ! ほいたらね!」
アナ「ほいたらね」

感想

薪先生はあんなキャラじゃない、という向きもあろうが、今日のコントは自分的には面白かった。「たかし」くんが心配なのか、と問う薪先生に「たかしって誰ですか」「三回も呟いてたで」「四回です」と、のぶをからかう薪に真面目な顔をして突っ込む世良。これは良かった。

地震でたかしの安否がわからず、その時初めてたかしが自分にとって大切な人間であることに気付いた、という展開はベタだけど納得できる。たかしの無事が分かった時に憎まれ口をたたいてしまうのも、のぶらしい。ただ、昭和南地震を出しておきながらのぶとたかしの恋愛の小道具に使っただけなのは残念。高知での被害はどうだったのか。東海林は呑気に寝ていたというたかしに「それでも記者か!」と怒鳴るが、東海林も岩清水も琴子も、机に向かってぼんやりしていただけで、誰も仕事なんかしていないじゃないか。町へ出て、被害状況を確認し、それを記事にしなくていいのか? 

千代子さんにしんちゃん、和尚に団子屋、近所の人の安否はどうだったのか、これも視聴者にしたら気になるところで省略していいことではない。まあ「四回です」が面白かったからよしとしよう。

ところで羽多子さんは、ご近所のたかしの家(旧柳井医院)で電話を借りればいいのになぜ新聞社まで行ったのか? と思ったが、ああそうか、蘭子・メイコの安否を確認しに高知の若松の家へ行き、そのまま新聞社へ行ったのか。もうのぶは退職しているのに、なかなかいい度胸している。



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