2013年5月1日にTOHOシネマズのシネマイレージ会員になり、以来約11ヶ月で53本の映画を有料で観て(その間に鑑賞ポイントによる無料サービスで7本を観て)晴れてマイレージが6000を超え、一ヶ月のフリーパスポートを取得した。
4月4日から5月3日までの1ヶ月。途中、4月24日の夜にカードを紛失するというアクシデントが発生し、これで終わりかと思われたが、見つかって29日に手許に戻ってきた。30日から残りの期間で4本を無償鑑賞し、結局、このパスポートのおかげで15本を無償で観たことになる。仮に有料鑑賞の場合の価格を平均1,600円とすると、24,000円分ということになり、かなりお得なサービスであったのは間違いない。この期間中は、せっかくだから1本でも多くと思い、仕事や私生活はかなり犠牲にしてTOHOシネマズ通いを続けた結果でもあるのだが。(もし紛失しなければ、この期間中にあと2〜3本は観ただろう。ちょっと残念。)
ただしフリーパスポートも万能ではなく、たとえばバック・トゥ・ザ・シアター企画の作品は対象外。プレミアムシートも、差額を払うのではなく全額払う必要がある。これはセコイ。
普段、映画館で飲み食いはしないのだが(高いから)、映画を無料で見せてもらっているのでそのくらいは協力しましょうと思って一度、コーラとポップコーンを頼んでみたが、遅い! 時間がかかり過ぎ! 普通は映画を観ながら飲んだり食べたりしたいわけで、映画が始まる30分も前に買う人はいない。これから始まるという時に買うのである。だから、思ったより時間がかかると始まってしまうのである。もっと効率的に動いて、一客当たりの時間を減らす努力をしないと、これは厳しいと思った(担当してくれた人がたまたまノロマなのではなく、全体の動きが非効率的)。
無料で観たうち、「サンブンノイチ」「チーム・バチスタFINAL」(2回目)「クローズEXPLODE」「ネイチャー」などは、恐らく無料でなければ観なかったと思う。しかし、「ネイチャー」はともかく、他の作品は結果的に面白かったから、このフリーパスポートは単に「安く観られた」以上の恩恵があったことになる。
一方、封切られる映画がすべてTOHOシネマズで上映されるわけではない。が、この時期はTOHOシネマズで観ることを最優先し、他の映画館での上映を気に留めなかったため、おかしなことになった(TOHOの映画館で見せられる予告編や、置いてあるパンフレットは、TOHOで上映予定のものに限られるため、情報がすごく偏っているのだが、偏っていることに当初は気づかなかった)。そのため、うっかり「ある過去の行方」「おとなの恋には嘘がある」を見逃すところだったし、「リベンジ・マッチ」は見損なった。これは悩ましいところだ。