窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

ついに荒木村重立つ!/「軍師官兵衛」第18話「裏切る理由」

世界卓球を見ていたため、5月4日には見られず、録画を見た。

出演

粗筋

官兵衛は三木城を攻めるにあたり、隙なく囲い込んで兵糧を断つ戦法を進言。無駄に兵の血を流さずに済むというのがその理由。さらに宇喜多直家も再び調略にかかる。宇喜多は説得には応じないが、背後に気を付けろと忠告してくれる。が、官兵衛には思い当たる節はない。

信長の命に叛いたことを仙千代にチクられた村重は、申し開きのために安土を訪れる。信長から許され、一安心した矢先に、配下から本願寺に通じていた者がいたことが発覚。中川清秀から「一度疑われたら、生涯許されない」と言われ、ついに決起する決意を固める。

雑感

結局、信忠が明智光秀他織田重臣を連れて播磨に来て、上月は見捨て三木城攻略に力を入れるとほざいていたが、何もせずほったらかしで帰って行ったことが判明。そんなアホな。そうしたら村重の命令違反を糾弾するどころの話ではない。全員切腹ものだろう。史実がどうなっているのか知らないが、ちゃんと説明してほしい。

村重が織田に反旗を翻した背景はいろいろあるのだろうが、決め手になったのは中川清秀からの進言のようである。しかしこの中川の見立ては正しかったのか。中川自身が恐怖に駆られてそう思い込んでいただけのようにも見える。結局、殺すか殺されるかの戦国時代に、ある時針が向こう側に振れてしまったということなのだろう。

毛利のバックアップがあれば織田を倒すのは容易い。しかし毛利には天下を収める欲はない。織田を倒したあとはどうぞ村重殿が天下をお取りなされ……という手紙を恵瓊からもらってニヤニヤする村重には、フラグがいくつも立っていた。