- 第08週「1951-1962」(金)
概要
仕事の面接がうまくいかなかったるいは、荷物を預かってくれたクリーニング店に戻り、事情を話しました。話を聞いてくれた店主の竹村平助と妻の和子の提案にのって、るいは店に住み込みで働くことになります。和子からクリーニングの仕事を一つ一つ丁寧に教えてもらうるい。ある日、店番を任されたのですが、そこにちょっと変わったお客さんが訪れ……。(NHKオンデマンドの解説より)
感想
- 竹村クリーニング店に就職を決めたあと、るいが和子に「前髪を上げなければいけませんか?」と訊く。そこでどういうやりとりがあったのかはわからない。その後、和子は平助に「大事にしてあげような、あの子のこと」と言うのが三年前は唐突に感じたが、恐らくるいは和子に傷跡を見せたのだろう。それで和子はいろいろなことを察したに違いない。この夫妻と出会えたのは、るいの大阪生活、最初で最大の幸福だろう。
- 改めて履歴書を確認すると、るいは昭和36年10月に高校を退学していた(二年次)。してみると、るいは千吉が亡くなったから高校をやめたわけではなく、もともと雉真の家を出るつもりで高校も辞め、準備をしていたが、千吉が病気になったため延期していたということか。だから「家を出る」と言っても勇は驚かなかったのだ。(家を出るのはいいけれど、せめて高校は卒業せえ、と言うはずじゃのに、それを言わんから不思議に思っていた。既に退学していたのだ。)
カムカムイングリッシュ
- Cool as a cucumber. (とてもクールでしょう)
➡(as) cool as a cucumberで「(苦境で)落ち着き払って」〔WISDOM〕の意。He won the championship, but He is cool as a cucumber.(彼はチャンピオンになったけど、全く冷静なんだよ)〔英辞郎〕