窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「カムカムエヴリバディ再放送」(042)

  • 第09週「1962」(火)

概要

るいは、時々クリーニング店にやってくる片桐という男に恋心を抱いていました。ある日、弁護士の卵だという片桐から映画に誘われたるい。生まれて初めてのデートに心が沸き立ちます。一緒に暮らす和子と平助に温かく送り出され、片桐とのデートを楽しむるいでしたが……。その後るいは、店を訪れていたちょっと変わったお客さんの正体を知ることになります。(NHKオンデマンドの解説より)

感想

面接の時もそうだったが、るいは、深く傷つきたくないがために、そうなりそうな気配を感じると、自ら引き返してしまうことが習い性になっているように思われる。片桐は必死で気にしないふりをしてくれた。そのままついて行ってもよかったと思う。まあ、ちょっと呆然とし過ぎたけど。

「善女のパン」はO・ヘンリーの代表作のひとつに数えられると思うが、ハートウォーミングなものが多い作風の中で、マーサは、善人なのかも知れないがちょっと思慮に欠けるところがあり、物語としては後味が悪い。るいが、こうしたシニカルな作品が一番好きだと言う理由は一考に値するように思う。

竹村クリーニング店で人を募集していたのは、忙しくて夫婦二人では手が回らないからかと思いきや、店番をるいに任せて二人は奥でのんびりお茶を飲んでいるし、るいも店番をしながら本を読んでいる。経営は大丈夫なのか余計な心配をしてしまう。高度経済成長の真っただ中で、景気はよかったんだろうけど。

カムカムイングリッシュ

  • Thank you for the music!(音楽に感謝!)