- 第07週「1948-1951」(木)
登場人物
概要
1951(昭和26)年2月。5年間続いたカムカム英語の歴史は幕を閉じました。戦後の日本を照らしたこの放送は、安子とるいの人生にとってもかけがえのない時間でした。心の支えを失ったかに感じていた安子のもとに、英語教室を始めるロバートから英語のテキスト作りを手伝ってほしいとの誘いの話が舞い込みます。一方、算太は雪衣から、とある思いをぶつけられ……。(NHKオンデマンドの解説より)
感想
- 雪衣の爆発。単純に、恋敵である安子を追い出しにかかったというだけではないだろう。たみさんの時代は美都里が家の中を仕切っていたが、今は仕切るべき安子が家にいない。そのため雪衣はいろいろとやりにくい思いをしているのではないか。
- また、雪衣の言は世間の代弁でもあるのだろう。千吉や勇の耳には入っていないだろうが、近所の人たちはそういう噂をしているのだ。
- 女中の立場でここまで口にしてしまい、それを主人に聞かれたら、謝って許されることではない。もうこの家にはいられないと思うが、さて。
- ミセス・キジマと安子に呼びかけたローズウッドが、途中からミス・キジマと呼ぶ。言い換えた意図はなんだろう?
- 三年前には書いていないこと。安子はローズウッドから手伝いを頼まれ、即答する。この決断力の早さは安子の魅力だが、危険を感じる点でもある。雉真家の嫁として、そういうことをしてもいいかどうか、まずは千吉にお伺いをたてるべきなのだ。もちろん、自分のことは自分で判断して自分で決める。本来はかくあるべき。
カムカムイングリッシュ
- Flutter by Butterfly.(チョウが舞うように)