- 第05週「1946-1948」(火)
概要
千吉からるいを雉真家の養子にすることを求められた安子。その姿を見かねた勇は、るいを連れて岡山を出るよう安子を説得します。勇の援助を受け、るいと二人きり大阪へと向かったのでした。たどり着いたのは稔が学生時代に住んでいたおぐら荘。大家の計らいで安全に暮らせる部屋を手に入れた安子は、お菓子を作って売ることで生計を立てようとしていました。(NHKオンデマンドの解説より)
感想
- 前回の感想でも書いている通り、勇と安子がなぜこんなに急いで家を出たのかは謎。
- 「カムカムエヴリバディ」は良い作品だが、一分の隙もない、完璧な作品というわけではない。むしろツッコミどころの多い、いうなれば粗の目立つ作品でもある。そんなことが気にならないくらい大きなものでねじ伏せられ、圧倒されるのであるが、これなどは比較的大きな「粗」のひとつだろう。本来は、春になってからでもよかったし、せめて落ち着ける場所の当てを付けて、荷物を密かに送り付けておくくらいの事前準備はしておくべきところだ。もしおぐら荘のオバチャンが受け入れてくれなかったら野宿しなければならなかった。冬に赤子を抱えてそんなことをしたら、最悪、死ぬ。
- 半年で100年を描くため、話の展開を急がなければならない、というメタ的な事情はあっただろうけど。
- 冒頭、いくら家族とはいえ、深夜に安子の部屋に勇が忍んでいくのも倫理上よろしくない。事情説明の前に手を握られて、安子も驚いただろう。視聴者をミスリードさせようとしたのなら、セコイ。
カムカムイングリッシュ
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