窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「ばけばけ」(074)

  • 第15週「マツノケ、ヤリカタ。」

放送日

  • 2026年1月15日(木)

概要

ヘブンが山橋薬舗にいると知ったトキは、探しに訪れる。しかし、中には山橋のみでヘブンの姿はどこにも見当たらない。山橋の様子に違和感を覚えるトキだったが、がらんどうの店内にヘブンの痕跡は見つからない。いったいヘブンはどこに消えたのか? 家に帰ったトキを、司之介とフミが励ますが、司之介のある一言にトキの不安が加速する。(公式サイトより)

トキの家をサワが訪ねて来る。花束を持って。野で摘んだ質素なものだが、ていねいに束にして。が、家の大きさに圧倒され、玄関に飾ってある見事な花に圧倒され、サワは持参した花束を捨ててしまう。サワの訪問を喜ぶトキ。そこへ銭太郎が訪ねて来る。突然引っ越して連絡先がわからなくなったとのことで、踏み倒すつもりか! ここを探すのに手間喰ったぞ! と怒鳴り込んでくるのだが、対応したフミは、引っ越しが急に決まったもので連絡が遅れて申し訳ないが踏み倒すつもりは全くなく、今月分は準備しておいたと封筒を渡す。中を改めた銭太郎は驚愕する。中に百円入っていたからだ。「ヘブン先生が、借金はさっさと返した方がいいとおっしゃって」。

百円をポンと出せるヘブンの力を目にしたサワは、家を飛び出してしまう。あわててトキは追いかけるが、サワは、もう自分たちは身分が違うと言い、トキは呆然とする。

そこで見たのは、山橋薬舗まで車で乗りつけ、中に入っていくヘブン。今度こそはと店に乗り込むと、奥の部屋ではヘブンが西洋料理を食べていた。トキに見つかったヘブンは、オーマイガーと……

感想

ヘブンはきっと西洋料理を食べていたのだろうとは想像がついた。トキは浮気を疑っていたので、自分たちに黙って西洋料理を食べていたことをどう受け止めるのかはわからない。

ただ、最初は店には入るが店の中に姿が見えないことで帰った。二度目は、店内にいないと靴を脱ぎ、店主が止めるのを振り切って奥の部屋まで入っていく。この行動力はおサワとのことでイライラしていたことも一因である。この組み合わせはうまい。

そのサワとの間は深刻である。トキに悪気はないのだが、サワもそれはわかっているが、自分が苦労してほんのわずかずつ手に入れているものを、トキは一足飛びに手にしているのかと思えば平静ではいられない。用意した花束はそのまま渡せばトキは喜んだだろうとは思うのだが、サワの方にも素直になれないものがあるのはわかる。

さて、サラリと過ぎていったが、借金は結局どうなったのか? どんな時代でも利子はつくから、返せるものならさっさと返した方がいいに決まっている。自分の借金ではないのに百円をポンと出せるヘブンは立派な人だが、これで完済したのか? それともまだ残っているのか? 残っているとしたらそれはいくらなのか? それが全く示されないのは不思議。なぜ隠すのだろう。

自分は、以前考察した通り、毎月2~3円ずつ返すなら100年かかる、毎月10円ずつなら2年ぐらいで返せる、20円なら一年かからない、つまり借金の総額は100~150円くらい……と想像している。今の時点で100円払うということは、これで借金をきれいさっぱり精算したと考えるのが妥当ではと思うが。
(2026-01-23 記)



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