「顔」第10話「19年前の真相を知る者」

出演

  • 菅原あき(中村雅子、宝石商)
  • 望月瑛蘭(中村アヤナ、雅子の子・事件の目撃者)
  • 小橋めぐみ(菅田ミカ、平野の友人)
  • 横塚進之介(林直哉、菅田ミカの婚約者)

粗筋(ネタバレあり)

宝石や現金を物色中、住人(中村雅子)が帰宅したため、絞め殺してしまう。実は家には雅子の子がいて、犯行を見ていた。しかし、ショックで口がきけなくなってしまい、犯人の似顔絵を作成することができない。そこへ内村がやってきて無神経にアヤナの写真を撮り始め、激怒した西島は腕力沙汰で無理やり病室の外へ連れ出す。

この事件は19年前、西島の母親が殺された時と状況が酷似しており、西島はフラッシュバックに苦しむ。

なぜかこの時盗まれたネックレスが、後日、樋口京子の郵便受けに投げ込まれた。

平野と同じ施設で過ごした友人・菅田ミカが結婚するという。二人が暮らすマンションを訪れてみると、ミカの顔にはあざが。どうやら直哉に暴力を振るわれているらしい。事情聴取のため警察に連れてきたところを、西島が殴りつけ、怪我をさせてしまう。ちょうどそれを内村が目撃しており、翌日の朝刊に書きたてられ、西島は謹慎を言いつかる。

実は暴力を振るっていたのは直哉の方ではなくミカの方だった。絶望したミカは自殺しようとするが、からくも西島に止められる。

19年前の事件を知った平野は、犯人の似顔絵を描かせてもうらうよう西島に頼む。

感想

女性が殺されるところを男の子が目撃するシーンはこれまで繰り返し出現し、男の子が西島なのは明らかだが、女性が母親だというのは、公式サイトでは当初から触れてあったものの、ドラマとしては今回初めて明かされる。

しかし、西島があれほどはっきり犯行を目撃したにも関わらず、当時も、刑事になった今も、母親が死んでいるのを発見しただけで犯人を見ていない、と言い続け、これまで誰にも事実を伝えていなかったのは驚きだ。(いくら時効になっても)オレの中では終わっていない、などと強がるくらいなら、なぜ顔を教えようとしないのか。思い出すのが苦痛なのか。

この殺人犯は、単なる物盗りとは思えない。西島の話をもとに平野が描いた似顔絵そっくりの人物が樋口を訪ねるところで、次回に続く。