「顔」第5話「封印したはずの昔の顔」

出演

粗筋(ネタバレあり)

12年前、銀行の融資課課長が殺される事件があった。犯人は栗山信一とみなされていたが、逮捕の前に自殺。死体の第一発見者でもある息子の信吾は、父は自分は潔白だとノートに書いていたというが、そのノートは発見されず、当時6歳の信吾の証言能力も疑問視され、事件は収拾。当時担当していた梶間刑事は一人だけ事件の真相を追い続ける。

梶間は、高い検挙率を誇るが出世に興味がなく、実は地元のヤクザやチンピラとも癒着があり、彼らの小悪を見逃す代わりに小遣いをもらうなどの不正行為を日常的に行なっていた。出征に興味がないのは、現場を離れると小遣いもせびれなくなるからか……?

栗山信一は事件が起きた時のアリバイとして河合代議士のところを訪問したと証言したが、河合代議士は栗山と会ったことを否定。それが栗山犯行説の根拠となったのだが、栗山が河合を訪れたのは裏金の回収のためであり、裏金の存在が公になると政治生命に関わるから河合は否定したのでは? 河合と親交の深い暴力団組織に内偵を行なうため、地元のヤクザやチンピラと仲良くなる必要があったのだ。

連続強盗犯を追っていた西島は、犯人グループの一人と思われる人の尾行を梶間に依頼するが、梶間は刺され、重体となる。鶴田から12年前の事件を調べるように言われた西島は、事件の概要を知ると「これは自殺じゃない、他殺だ」と断定。冴えてる。

梶間を指したのは栗山信吾で、警察に対する根強い不信感が原因だった。西島は、お父さんの事件は必ず再捜査するから、自分も罪を償うように信吾に言う……

感想

西島の口の悪さは相変わらずだが、平野と息のあったところも見せるようになってきた。

栗山信吾が自殺した栗山信一の第一発見者だった、という話を聞くくだりで西島が突然発作を起こす。彼の抱えている心の闇は? 

神崎加奈子は西島に冷たくされ、逆に恋に落ちてしまった模様。

平野は「自分も施設育ちだった」と西島に告白。

記者の内村は当初から厭な奴で、顔を見ると腹が立っていたのだが、ここへきて、まんざら厭な奴でもないんだなあ、と性格描写が変化。はじめからそう描いてくれ。