窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「舞いあがれ」(013)

第03週「がんばれ!お父ちゃん」(水)

放送日

  • 2022年10月19日

登場人物

  • 森本竜一(カワチ鋲螺(びょうら)の課長)
  • 石田直也(真鍋)

概要

舞と貴司は行きつけになった古本屋・デラシネに来ている。習慣的に舞はそこで模型飛行機作り。貴司は店主・八木の詩を読んでいた。舞の飛行機作りはうまくいかない。そのころ舞の父・浩太の工場の経営は日に日に苦しい状況になっていたが、それでも浩太は舞が模型飛行機作りで苦労しているのを手助けし、舞を遊園地へ連れていくという約束を果たす。(NHKオンデマンドの解説より)

雑感

遊園地で豪遊する舞と浩太の様子を見て、(朝ドラだからそんなことはないとは思いつつも)このあと一家心中のフラグがビンビン立っているように思えて、不安で仕方なかった。

「あっちが東大阪だ」という浩太に「キラキラしてるねー」という舞の一言がなかったら、本当にそうなっていたかも知れない。自分には暗く、鬱々と見える東大阪の街並みも、舞にはそう見えるのかと思った時に、「このままでは終われない」という気持ちが湧いてきたのだろう。

しかし、カワチ鋲螺へひたすら何度も足を運ぶ営業は少々いただけない。私たちは浩太の側に感情移入しているから、仕事がなくて大変だな、こんなにお願いしているのに課長は冷たいな、と思ってしまうが、課長からすれば、はっきり理由を言って断わっているのに、新しい提案もなく、ただひたすら頭を下げられても困ってしまうのだ。

この課長が愛妻弁当をていねいに食べているシーンを入れ、悪い人ではないと描いているからいいドラマ。


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