窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「舞いあがれ」(082)

第18週「親子の心」(月)

放送日

  • 2023年01月30日

概要

「夜7時から貸し切り」の貼り紙がはられたうめづで、悠人がお好み焼きを食べているところに、舞たちが貴司を連れて祝いに訪れる。貴司が長山短歌賞を受賞したお祝いの会。貴司の両親への言葉に、感極まる雪乃。そんな中、久留美が遅れて来る。そして皆に、同じ病院で働いている医師の八神を紹介する。(NHKオンデマンドの解説より)

感想

悠人が店にいるのを知っためぐみは、東大阪に来るなら家に寄ってお父ちゃんの位牌に手を合わせない、と叱り、舞も兄に文句を言う。起死回生で工場を立ち直らせてくれた恩人ないしは現在の実質オーナーに対する態度ではないが、仕事は仕事、家族として接する時はそういうことを気にせず家族として接しようと決めたのか。悠人はそこは気にしてないようだったが。

「長山短歌賞といえば小説の芥川賞みたいなものやから」という雪乃に貴司が「知ってるの?」と訊くと、勝が「お前が短歌を始めてから、いろいろ本を買ってきて勉強したんや」と言う。悠人のファンドマネージャーという仕事を理解しようとせず、社会的に評価されるようになっても褒めなかった悠人の両親とは大違い……のように見えるが、そうだろうか。

浩太のものづくりと株式売買で利ザヤを稼ぐやりかたは水と油だが、短歌とお好み焼きは別に水と油ではない。両立もできる。また、貴司にしてみたら「長山短歌賞」という存在を知っていてくれただけで嬉しかったかも知れないが、「小説の芥川賞」はあまりに表面的で、「勉強した」というほど勉強したとは思えない。

留美が婚約者を連れて来た。舞が「うめづ」に連れて来た彼氏とは破綻したが、久留美は添い遂げることができるのか。ちょっと浮いていたのが気になる(もっとも、「彼女」の家族や幼なじみなどに紹介されるというアウエイ状況では、誰でもそうなる)。



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