粗筋
蘭学塾を開く覚馬を奸物だとして尊王攘夷の志士が暗殺に来る。が、うらは必死で体当たりをかます、八重はビー玉を投げつける、三郎は傘を覚馬に投げ、覚馬はそれを剣のように振るい、刺客を蹴散らす。そして川崎尚之助は銃を構えて撃とうとする……
うらは身籠っていたのだが、この騒動で流してしまう。が、これを機に夫婦仲は良くなる。
吉田松陰が処刑される。そして、井伊直弼も暗殺される(桜田門外の変)。ここまでを一気に描いた。
桜田門外の変の首謀者が水戸藩だったため、水戸を討とう! で意見でまとまりかける中、松平容保が「今は戦をしている時ではない」と進言。これによってのちに会津は窮地に立たされるらしい。
山川大蔵が登場。のちのキーマンらしい。
感想
今回、覚馬は脱がなかったけれど(笑)、刺客の迎撃に家族の連携が凄過ぎてもうね。あの場面は全員の動きがカッコ良かった。八重はこの時14歳? やるなあ。
スピーディに歴史が進み、畳みかけるような展開になっている。歯切れよく進むのはよいのだが、安政の大獄はもう少し時間をかけて描写してもよかったのではないか。吉田松陰が何をしようとしたのか、死して何を残したのか、それを描いた方が、幕末の志士たちの行動がわかりやすくなると思うのだが。
リンク
- 第5回 松陰の遺言(すだち記録帳、2013/02/03)
- 『八重の桜』 第5話「松陰の遺言」(moonshine、2013/02/04)
- 【八重の桜】第5回感想と視聴率「松陰の遺言」(ショコラの日記帳・別館、2013/02/04)