アカデミー賞の受賞結果を記す。
- 作品賞:「アーティスト」
- 監督賞:ミシェル・アザナビシウス(「アーティスト」)
- 主演男優賞:ジャン・デュジャルダン(「アーティスト」)
- 主演女優賞:メリル・ストリープ(「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」)
- 助演男優賞:クリストファー・プラマー(「人生はビギナーズ」)
- 助演女優賞:オクタビア・スペンサー(「ヘルプ 心がつなぐストーリー」)
- 脚色賞:「ファミリー・ツリー」アレクサンダー・ペイン、ナット・ファクソン、ジム・ラッシュ
- 脚本賞:「ミッドナイト・イン・パリ」ウッディ・アレン
- 長編アニメーション賞:「ランゴ」
- 長編ドキュメンタリー賞:「UNDEFEATED」
- 外国語映画賞:「別離」(イラン)
- 美術賞:「ヒューゴの不思議な発明」
- 撮影賞:「ヒューゴの不思議な発明」
- 衣装デザイン賞:「アーティスト」
- 編集賞:「ドラゴン・タトゥーの女」
- メイクアップ賞:「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」
- 作曲賞:「アーティスト」
- 主題歌賞:“Man or Muppet”(「ザ・マペッツ」)
- 音響編集賞:「ヒューゴの不思議な発明」
- 音響録音賞:「ヒューゴの不思議な発明」
- 視覚効果賞:「ヒューゴの不思議な発明」
- 短編アニメーション賞:「THE FANTSTIC FLYING BOOKS OF MR.MORRIS LESSMORE」
- 短編実写映画賞:「THE SHORE」
- 短編ドキュメンタリー賞:「Saving Face(原題)」
映画雑誌などでは、どれが(誰が)受賞か!? などと下馬評が盛んだ。昔と違い、ここ1〜2年は自分も結構洋画を観ているので、そういう話題にまざりたいところだが、驚いたことに、話題作で観たことのあるものは「マネーボール」と「ドラゴン・タトゥーの女」しかない。「戦火の馬」のように、興味ないから見ていないという作品もあるけれど、大半のものが日本未公開なのだ。
たとえば作品賞にノミネートされているのは「アーティスト」「ファミリー・ツリー」「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」「ヘルプ 心がつなぐストーリー」「ヒューゴの不思議な発明」「ミッドナイト・イン・パリ」「マネーボール」「ツリー・オブ・ライフ」「戦火の馬」の9作品だが、うち、既に公開済みのものは「ツリー・オブ・ライフ」(昨年8月)、「マネーボール」(昨年11月)、「戦火の馬」(1/20)、「ものすごくうるさくてありえないほど近い」(2/18)のみ。あとは来月以降の公開予定となっている。
今年関心をひいたのは主演女優賞で、「ドラゴン・タトゥーの女」を見てルーニー・マーラが獲れるといいなと思ったのだが、対抗馬となるメリル・ストリープ(「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」)もミシェル・ウィリアムズ(「マリリン 7日間の恋」)も未公開だから、比べようがない。
公開時に既に結果がわかっていて、これが今年のアカデミー賞作品賞に輝いた! とかアカデミー最多5部門受賞! とかやった方が宣伝になるのかも知れないけど、対象となる作品は前年にアメリカでは公開されているわけだから、要はあまり間を空かさずに日本でも公開してほしいのだ。
そして、アカデミー賞で主要な賞を受賞した作品は、改めてリバイバル上映をすればいいと思う。そうしたらまた観に行くぞ。
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2012/10/17
- メディア: DVD
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (43件) を見る