窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

ついに時代はここまで。「女子ーズ」

題名女子ーズ
監督福田雄一
コスチュームデザイン島本和彦
出演桐谷美玲(赤木直子、レッド/建築会社勤務)、藤井美菜(青田美佳、ブルー/アパレルショップ勤務)、高畑充希(黄川田ゆり、イエロー/貧しいフリーター)、有村架純(緑山かのこ、グリーン/劇団員)、山本美月(紺野すみれ、ネイビー/財閥令嬢)、岡田義徳(課長、赤木の上司)、大東駿介(成瀬輝彦、赤木の同僚)、安田顕(演出家)、志賀廣太郎(美術館)、黄川田将也(パーティーで紺野を口説く男か?)、皆川猿時(紺野の片思いの相手)、ムロツヨシ(電車で絡んでくる人)、きたろう(砧博士)、佐藤二朗(チャールズ)、大河内浩(すみれの父)、野添義弘(工事現場のオヤジ)、落合モトキ(赤木の同僚のデザイナー)、他
公式サイト映画「女子ーズ」公式サイト
制作日本(2014年6月7日公開)
時間97分
劇場TOHOシネマズ 川崎(スクリーン1/142席)

内容

女子―ズは、世界征服を企む悪と、地球の平和のため人知れず日夜戦っている。彼女らが5人揃った時の必殺技「女子トルネード」は強力だが、なかなか全員が揃わない。彼女たちは、仕事・恋愛・美容・ヤボ用に忙しいのだ……

雑感

突っ込みどころ満載ではあるが、病み付きになる面白さだ。僕自身は「編隊もの」は直接にはひとつも知らないのだが、編隊パロディというよりも特撮パロディといっていいだろう。これがひとつの作品として立派に成立していることに感慨を覚える。

ひとつだけ、注文をつけると、パロディというのは真剣にやらないと面白くない。女子ーズが怪人を倒す時、決めポーズを披露するのだが、そのポージングが今ひとつ決まっていなかったのが残念だった。古谷敏さんが、ウルトラマンの中の人(スーツアクター)になることが決まった時、スペシウム光線を出すあの独特のポーズを、鏡の前で毎日毎日100回以上練習したそうだ。桐谷美玲はあのポーズを一体何回練習したか。

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