いろいろ思うところはあるが、決めのポーズがカッコよかったのでそれですべて許す、という感じだ。「女子ーズ」と比べてポーズが決まっているのは、長く続けているから、ということもあるのだろうが、男の子だから、という理由も大きいのではないだろうか?
題名 | エイトレンジャー2 |
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監督 | 堤幸彦 |
出演 | ■エイトレンジャー/横山裕(横峯誠、ブラック/キャプテン・シルバーの実子)、渋谷すばる(渋沢薫、レッド/アルコール依存症)、村上信五(村岡雄貴、ナス/パープル/心優しいチェリーボーイ/八重歯が光る)、丸山隆平(丸之内正悟、オレンジ/通販会社勤務)、安田章大(安原俊、ブルー)、錦戸亮(錦野徹朗、イエロー/アイドル歌手)、大倉忠義(大川良介、グリーン/鹿児島弁)、舘ひろし(キャプテン・シルバー) ■ヒーロー周辺/前田敦子(西郷純、ヒーロー協会秘書代理)、甲本雅裕(魚住玄、出版社編集長で西郷の上司)、ダイヤモンド・ユカイ(音楽ディレクター、イエローの所属するレコード会社スタッフ)、肥後克広(甘損社長、オレンジの勤務する通販会社の社長)、伊藤麻実子(温田ゆかり、ブルーの彼女)、岡本あずさ(マチコ、ニューハーフパブ勤務/パープルの彼女? ※もちろん岡本あずさは女)、他 ■その他/赤井英和(大鶴光之助、八萬市市長)、竹中直人(東浦正幸、総理大臣)、東山紀之(ダーク・クルセイド総統)、ベッキー(鬼頭桃子、元Mr.ダーク)、他 |
公式サイト | 映画『エイトレンジャー2』公式サイト |
制作 | 日本(2014年7月26日公開) |
時間 | 103分 |
劇場 | イオンシネマ新百合ヶ丘 |
内容
近未来において、八萬市はヒーローの活躍により犯罪ゼロの町を実現していた。市民はヒーローに感謝し、ヒーローは市役所から高級をもらって、週一回、町のパトロールをし、犯罪撲滅のCMに出演するだけ、という呑気な生活を送っていたが……
雑感
もう観られないかも知れないと思っていたのに、まだ観られて良かった(結構まだあちこちでやっているようだ。そこまで人気があるのか)。
とても面白かった。娯楽作品としてよくできており、最初から最後まで飽きずに観ることができた。
それはそれとして。
「女子ーズ」を観た時、こうした戦隊モノのパロディ映画は初めてではないかと思い、パロディがひとつの映画作品として成立していることにいたく感動したのだが、もしかしたらエイトレンジャーが先行しているのではないかと思い、確認の意味でも観ておきたかった。
自分は関ジャニを全く知らず(錦戸亮だけは「抱きしめたい」を観ていたからわかった)、前作も観ていないから、よく呑み込めない部分もあったが、これはパロディ作品とはいえない。
ギャグもあり、茶化している部分もあるけれど、ちゃんと悪の組織があり、ヒーローが超人的能力を使って活躍し、市民の平和を守る、という点では立派に本筋作品である。もともとのエイトレンジャーはパロディだったのかも知れないが、映画になった時点でちゃんと本筋作品として作った、ということだろう。
その意味では、やはり「女子ーズ」が初のパロディ作品になるか。「エイトレンジャー」があったからできたことかも知れないが。
第一作を観てみたい。ツタヤに行ってみよう。
監督
堤幸彦ですよあの「トリック」の。ということがわかる程度には監督がわかってきた。