題名 | 女子ーズ(3回目) |
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劇場 | 武蔵野館3(84席) |
雑感
館内は七分ほどの入り。小さな劇場ではあるが、それなりに盛り上がっている感がある。ざっと見た限りでは若い女性と年配の(僕と同年代の)男性が目についてが、若い男性も年配の女性もそれなりいたようであり、かなり幅広く興味を持たれているようである。
客席が暖まっているせいか、今回が最も笑えた。もともと大きな声で笑いを取るようなギャグが多いわけではなく、じわじわくる面白さだと思っていたが、自分的には、三回観て三回目でじわじわが爆発した感じ。
全編を通じて最も印象に残るシーンが、レッドがイエローを迎えにいって「数え」に付き合わされ、というか帰るに帰れず、たまに人が通るのをじーっと眺めている場面だ。これまでテンポよく話がはずんで、あそこで急に動きがなくなってしまうのだけど、そのコントラストが絶妙。観客も一緒に、何もしないでぼーっと観てるだけに付き合わされるのだが、決して飽きないのだ。
藤井美菜がいい味出している。「モンスターズ」では全然印象に残らなかったけど。「それは、……ごめん、まつエク?」のセリフは神。
過去記事
- ついに時代はここまで。「女子ーズ」(2014/06/17)
- じわじわくる。「女子ーズ」(2014/06/26)