久々に一日2本。
題名 | 僕だけがいない街 |
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監督 | 平川雄一朗 |
原作 | 三部けい(漫画) |
出演 | 2006年/藤原竜也(藤沼悟)、有村架純(片桐愛梨、悟のバイト仲間)、高橋努(店長)、石田ゆり子(藤沼佐知子、悟の母)、杉本哲太(澤田真、佐知子の仕事仲間)、福士誠治(小林賢也、悟の親友)、森カンナ(雛月加代)、他 1988年/中川翼(藤沼悟)、鈴木梨央(雛月加代)、安藤玉恵(雛月明美)、淵上泰史(須藤、明美の彼氏)、林遣都(白鳥潤、殺人犯(?))、及川光博(八代学、悟の担任の教師)、他 |
公式サイト | 映画『僕だけがいない街』公式サイト |
制作 | 日本(2015年3月19日公開) |
時間 | 120分 |
劇場 | TOHOシネマズ ららぽーと横浜(スクリーン4/113席) |
雑感
非常に面白かった。「無伴奏」の後で観たために、その差が際立って感じられた。むろん、ジャンルは違うのだが、観客をぐいぐい引っ張っていくためには、ストーリーも面白くなければいけないのは当然だけど、役者の演技力というものも大きく関係するのだということを改めて感じた。要は、有村架純と藤原竜也の力量は、成海璃子と池松壮亮をはるかに凌駕していたということね。
おまけに鈴木梨央・中川翼の小学生コンビもすごかった。鈴木梨央は「八重の桜」で八重の幼少期を演じた子。もっと見ていたいと思ったけどすぐにいなくなってしまい残念だった。今回はじっくり堪能し、その「実力」に舌を巻いたところ。中川翼クンはまだ経験は浅いようだが、これから何を見せてくれるのか楽しみだ。
今をときめく有村架純は、相手が自分を好きなんだけど、その気持ちに気づかず、無駄に笑顔を振りまいてくれる、という役柄がこれで二回目(前回は「ビリギャル」)。なまじ可愛いだけに、切ない。悟は、愛梨とは性格も趣味も合うことはわかっているのだから、これこれこういうわけであなたは僕を知らないでしょうが僕はあなたを知っているのです、ときちんと自己紹介し、それから口説けばよかったのに。
(2016/4/17 記)