アイ、ロボット

いつ観に行ったのか記憶が(記録も)ないので、封切日にポストしておく。

題名アイ、ロボット(I, ROBOT
原作アイザック・アシモフ
監督アレックス・プロヤス
出演ウィル・スミス(デル・スプーナー、刑事)、ブリジット・モイナハン(スーザン・カルヴィン博士)、ジェームズ・クロムウェル(アルフレッド・ラニング博士)、他
制作USA(2004年9月18日日本公開)
時間105分

内容紹介

2035年のシカゴ。ロボット工学の第一人者であるアルフレッド・ラニング博士が、USロボティクス社の本社ビルで死亡しているのが発見された。警察は自殺と判断したが、スプーナーは納得できない。サニーと名乗る、人間に近い感情を持つロボットに疑いの目を向けるが、スーザン・カルヴィン博士は、ロボットが人間に危害を加えるのはあり得ないとして取り合わない……

原作をアイザック・アシモフとしているが、タイトルおよびロボット工学三原則の設定を借用しただけで、内容はオリジナル。

雑感

作りもののはずのロボットの顔が、人間のように表情が変わる予告編を見て、絶対に観たいと思った。実際、それはすごくて、このVFX技術だけでも劇場へ足を運んだ価値はあったと思う。ロボットの表情だけではなく、近未来のものとしてデザインされた自動車もカッコよかった。

ただし、ストーリーの方は褒められたものではない。アイザック・アシモフの「アイ、ロボット(私はロボット)」は、連作短編集で、まだ初期の口を利くこともできないロボットの時代から、ロボットが進化し、ロボットを取り巻く社会状況や人間の感情が変化し、新しい外的要因が増えるたびに、その複雑になっていく状況下でいかにロボット工学三原則が解釈され、貫かれているかを描いたもので、最終話では世界のシステムを管理するマザーコンピュータの世界までが描かれる。

アシモフ先生がそこまで描いているのに、本作は随分と後戻りしたところであれこれ蒸し返している感じ。アシモフの話を知らない人は面白く観たかも知れないが、アシモフの作品を知っている(ファンである)人にとっては幼稚な話としか感じられないのではないか。そこに期待する作品ではないということだろう。

配役

  • ウィル・スミスを初めて見た(この時点ではウィル・スミスとは認識していなかったけど)。

(2014/02/23記)