窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

のだめカンタービレ Lesson 5〜6

Leson 5は千秋がピアノを弾いてシュトレーゼマンの指揮でAオケと共演。Lesson 6はピアノを弾く千秋に刺激を受けたのだめが真剣にピアノを練習し千秋と連弾。Sオケ解散、千秋は新たなオケを作ることを計画。

上野樹里は当たり役。ちょっとアレな演技もうまいが、Aオケでピアノを弾く千秋を見つめる表情はすごかった。あの時ののだめの表情が今回のハイライト。

何でもできるけど何もできない千秋。能力的には彼よりずっと劣るであろう仲間が、それなりに道を見つけ、それなりに前に進んでいるのに、ピアノもバイオリンも指揮も、誰よりも努力し、誰よりも秀でた能力を持ちながら、結局何をしていいのかわからず、何もしていない千秋の姿が、最近の自分に重なる。

タイトルからすると、主人公はのだめだということになるのだろうが、ドラマが千秋のモノローグで(千秋の視点で)進んでいるのはいい構成だと思う。