窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

これが最後の「のだめ前編」

題名のだめカンタービレ最終楽章 前編(4回目)
劇場

雑感

結局、最終日の最終上映でもう一回「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」を観る。4回目でも全然飽きないし、「パパは本当に一所懸命練習してるんだから」は何度聞いても泣ける。

細かいことを書くとまたきりがないが、とにかくオープニングの迫力は圧巻。それに比べて終わりが尻切れトンボの感は拭えない。もちろん後編へつながるから、ここで終わりにするわけにいかない事情はわかるが。ここまで引っ張ってきているんだから、後編のラストは期待するぞ。

これまで触れてなかったけど、黒木君とターニャの関係もなかなか進展している。のだめが千秋と共演? という話を聞いて二人で聴きに来るのだが、「ちょっと、どうなってるの? 聞いてきてよ!」などと相変わらずターニャは勝手でわがままなヤツだなあと思ったが、考えてみれば、そもそも黒木君と二人で来ているわけだしね。

黒木君がマルレオケのオーディションを受けに行く時のピアノ伴奏はターニャ。どうやら黒木君はのだめに頼みたかったらしいが、ターニャが「私がやる!」と買って出たらしい。疲れたとかなんとか文句ばかり口にしつつも、彼のために頑張るのだった。

黒木君がケータイからカトリーヌの世話を押し付けられた時、途方に暮れた彼はターニャに相談。彼女が協力してくれて「本当に助かった」と漏らす。夕食の支度は(千秋の家の食材を使って)ターニャが料理するが、黒木君は満足げに「久しぶりにまともなものを食べた」と言い、ターニャが嬉しそうにするシーンがあった。このシーンは素直で可愛いターニャであった。

しかし、黒木君は相当な腕前なんだろうが、所詮は学生でオケ経験は浅い。それがいきなり主席になれてしまうプロオケって……。大丈夫かマルレは……。

エンドロールで「猫背椿」もクレジットされていたが、マジノってオクレール先生の助手だったはず。映画に出てたっけ?