窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「きれいのくに」第二話

僕の好きな小野花梨が登場。

放送日

  • 2021年4月19日

出演

あらすじ

妻が10年前の容姿になった。肌の色艶がよくなったといった程度ではなく、別人かと見紛うほど変わってしまった。しかしそう感じているのは宏之だけで、本人に言っても(鏡を見ても)何も変わっていないという。また勤め先の従業員や客、妹なども、特に何かを感じた様子はない。ただ、髪形が(若者風だけど)似合っているとか、指がきれいだとか、よく褒める。恵理は半分お世辞だと思っている様子。

20年前、駆け出し美容師の恵理は駆け出しカメラマンの健司と付き合っていたが、妊娠が発覚すると、健司は堕胎するように言う。宏之とは子供を作らないことにしているのか、できないのかは不明だが、宏之が自分の子供をかわいがることに嫉妬心をむき出しにしているのはその事件が尾を引いているのか。

宏之は若い女の寝姿に欲情するが、その気持ちを妻にぶつけられず、マスターベーションをする。ゴミ箱に捨てたティッシュを見てから異様な臭いがし(恐らく)事情を察した恵理は、その晩自分から迫るが、宏之は拒否する。今の君は受け入れられないと。夫に拒否されたえりも傷つく。

その後、恵理はさらに10年若返ってしまう。そこにいるのは宏之の知らない(知り合う前の)恵理だった。

雑感

  • 離婚して家を出た健司はホテルに泊まる金もなく友人宅を泊り歩いているようだが、歩いている途中で突然死ぬ。理由不明。事故? それとも事件? それを知った恵理が之と抱き合っている最中に号泣してしまうが、それは別れたとはいえ愛情が残っていたから死を悼んでのこと? このエピソードは何かの伏線ぽかったが、よく理解できなかった。
  • 健太とは意外に長い付き合いだった。が、当初からクズだった。もっとも、妊娠したことに関しては健太ひとりが悪いとは言わない。恵理も子供ではないのだ。そして、この時の二人の状況を考えると、生まない決断をした健太の判断が必ずしも間違っていたとも思わない。ただ恵理は、堕ろした後は別れるべきだった。なんで結婚したのかな……
  • 夫の自慰の痕跡を発見した恵理の心中は複雑なものがあっただろうが、なんでそれを妹に言うかな……

(2021/5/4 記)


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