窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「大豆田とわ子と三人の元夫」第二話

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出演

あらすじ(公式サイトより)

ある日、八作のレストランで慎森と鹿太郎が出くわしたところに、さらに偶然とわ子と唄もやってくる。いつものように周囲に憎まれ口を叩く慎森だったが、どんなに煙たがられてもめげることなく、とわ子に近づこうとする鹿太郎に、強がった態度とは裏腹に一種のうらやましさを感じていた。そんな自分について慎森は、公園で会った小谷翼に対して「僕には人を幸せにする機能が備わっていない」と弱音をもらす。

一方、鹿太郎は仕事で出会った女優の古木美怜から自宅に招かれ、何やらいい雰囲気に!? 八作の店には、親友の出口俊朗が恋人の三ツ屋早良を連れてやってくるが……。

元夫たちに新たな出会いが訪れる中、唄の思いつきにより、元夫たちを招いて五人ですき焼きパーティーを開催することに。こだわりの食材や道具を持ち寄った三人が訪れたとわ子の部屋で、慎森は結婚当時の思い出が詰まったソファーが処分されていることに気づき、内心ショックを受ける。ひょんなことから、とわ子と二人きりになったタイミングで、その理由を問いただす慎森だったが、徐々に胸に秘めていた思いがあふれていき……。

しかし、その晩。どういうわけか、唄や元夫たちの目の前でとわ子はパトカーに乗せられ、警察に連れられていく羽目に……! 突然の出来事にあっけに取られる慎森……。とわ子にいったい何が!?

雑感

とわ子がそれぞれの夫と離婚した理由はわからないが、見ている限りでは、鹿太郎、慎森に関しては言われなくても明らかだろう。というより、そもそもなんでこんな人と結婚したの? と思うが、今回は、慎森と出会った時の回想シーンが入り、とわ子が慎森を一度は好きになったことがある、それはわかった。別れた理由も、慎森の中ではとわ子とのことは終わっていないことも。強気で嫌味ばかり言う慎森の弱い面が垣間見えてよかった。

とわ子は別れた後も次々と新しい人と出会って結婚し、前回もまた斎藤工の船長に惹かれたりと、熱しやすく冷めやすい性格のようだが、三人の元夫は、三人ともいまだにとわ子に気持ちが残っていて、全員が独身である。が、今回は全員に女性の影が。もっとも、うまくいきそうには見えないのがなんとも。

エンディング曲(ボーカル:松たか子)がとてもいい。こういう歌を歌うのは難しいと思うのだが、松の歌手としてのすごさを感じさせる。毎回テイクが違うようだ。
(2021/5/3 記)


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