放送日
- 2021年4月27日
【Amazon.co.jp限定】Towako's Diary - from "大豆田とわ子と三人の元夫"(メガジャケ付)
- アーティスト:坂東祐大
- 発売日: 2021/06/09
- メディア: CD
あらすじ(公式サイトより)
とわ子の部下で、優秀な若手建築士の仲島登火が大学図書館の設計を手掛ける。デザイン案を見たとわ子は、その素晴らしいセンスに同じ建築士として感動を覚えるが、採算度外視のプランを会社の商品として採用するわけにはいかず、その案を不採用にする。社長として苦渋の決断だったが、そのことがきっかけで一部の社員から不満の声があがり、とわ子を悩ませる。
その頃、鹿太郎は、自分の部屋に飾ってあったとわ子の写真についてカメラアシスタントに聞かれ、ダンス教室で初めてとわ子と出会ったときからプロポーズまでのロマンティックな思い出を語る。離婚の理由を聞かれた鹿太郎が悲しそうに答えた、「しゃっくりを止めてあげることが出来なかった」の意味とは?
離婚してもなお、とわ子に未練がある。一方で、自分に好意を寄せてくれている美怜の存在も気になる――。新しい恋をするべきか悩む鹿太郎は、八作と慎森に相談するが、それぞれ早良、翼のことが気にかかり、相手にされない。その後、再び美怜の部屋を訪れた鹿太郎だったが……。
依然として社内に不穏な空気がただよい、慣れない社長業に悩むとわ子。皆が帰宅した夜のオフィスでひとり仕事をしていたところ、入り口から不審な物音がして……。
雑感
シーズン2の鹿太郎も、そもそもなんでこんな人と結婚したの? としか思えない人だったが、とわ子が彼と仲良くなった経緯はよくわかった。鹿太郎のことをバカにする若い女性に憤慨するところもよかった。「僕はあなたを引き上げることはできないが、下から支えることはできます」というセリフもよかった。しゃっくりを止められなかった、の意味は不明。別れた理由はドラマでは説明されなかったような?
しかし、覗き見専門のパパラッチだった鹿太郎が、とわ子と付き合うことで、曲がりなりにもファッションカメラマンとして独り立ちできるとこまで行ったのだから、彼女の神通力はすごいのだ。
冒頭から「僕のおごりで飲む酒はおいしい?」と(本人は冗談のつもりで)声をかけるなど、人間の小ささが丸わかりなのだが、最後に「小さくたっていいじゃない」ととわ子に声をかけるシーンはよかった。飾らず奢らず、等身大で生きていこうとする姿は好感が持てた。
エンディング曲(ボーカル:松たか子)に泣きたくなる。
(2021/5/6 記)