- 第04週「1943-1945」(金)
概要
菓子作りに命を燃やした金太。その突然の死を見守ったのは、おはぎを持ち逃げしようとした男の子でした。金太におはぎ売りを託された男の子は商いの楽しさを知り、新たな人生を歩みはじめます。そして戦後から三か月半。四年ぶりに「基礎英語講座」が復活しました。安子は、稔の帰りを心待ちにしながら英語の勉強を再開。るいをあやしながら家事をしていると一人の復員兵の姿が現れ……。(NHKオンデマンドの解説より)
年代背景
- 勇が配属されていたのは小笠原の何処か? 硫黄島は有名は激戦区で、日本軍は全滅したはずだから違うだろうが、近隣の島も、恐らく負けず劣らずの激戦区であり、相当に嫌な思いをしたに違いない。だからこそあえて「小笠原」とぼかした言い方をしたのだろう。
- 1945年11月、「基礎英語講座」再開。日付まではわからず。区切りのよい月曜日からスタートしたとしたら、26日ということになるが。
感想
- 空襲で祖母を失くし母を亡くし、戦争を生き延びたと思った父を昨日亡くし、今週は安子にとって辛いことが続いた。が、勇は復員。これからはいいことが少しずつ起きるだろうと思った矢先に、止めを刺すように稔の死がもたらされる。ちょっと持ち上げておいて突き落とす、というのは本ドラマの常套手段だが、もうやめて! 視聴者のライフはとっくにゼロよ!
- 稔の死を知った安子が、朝丘神社へ駆け出していく時に、すべての音が消え、視界がぐらぐら揺れたのが、彼女の心象風景をよく表していた。すごい演出だった。しかし、安子はなぜ神社へ行ったのだろう。取り乱した姿を義両親の前では見せられないのか。それは安子の矜持か、そこまで打ち解けられていないということか。
今日の語り
「安子にとって、ラジオの英語講座を聞くことは、稔を思うことでした。When Yasuko listened to the English Conversation Program on the radio, she thought of Minoru.」
➡English Basic ProgramではなくConversation Programなんじゃね。
カムカムイングリッシュ
- She came all the way from New Zealand!(ニュージーランドからようこそ!)