窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「星新一の不思議な不思議な短編ドラマ」(10)「白い服の男」

放送日

  • 2022年7月19日

登場人物

雑感

滝藤賢一村上虹郎は安心して見ていられた。

「戦争」という言葉を禁止したら戦争がなくなるわけはないので、ギャグといえばギャグだし、特定の思想に凝り固まることの恐ろしさを暗示しているとも取れる。犯罪が行なわれていることを盗聴していならが無視したり、子どもたちが「セ」ごっこをしたというだけで捕まえようとしたりするのは、ユーモラスであり、だからこそそうした行為に駆り立てるものの恐ろしさが引き立つのが原作のテイストだと思うが、ドラマでは終始恐ろしく、暗い雰囲気で、却って効果が薄れてしまったようにも思う。
(2022-08-19 記)


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