窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「ブギウギ」(076)

第16週「ワテはワテだす」(金)

放送日

  • 2024年1月19日

登場人物

  • 三浦誠己(矢崎、村山興行 社長秘書室長)

概要

喜劇「舞台よ! 踊れ!」の幕が上がる。タナケンに稽古ですべてを受け止めると言われたとおり、スズ子は大阪弁で芝居に挑む。そして、羽鳥善一の新曲「コペカチータ」も見事に歌い上げる。舞台は大好評で、タナケン・スズ子のコンビは話題となった。そんなある日、トミから伝言があると、社長秘書室長の矢崎が、スズ子と愛助のもとにやってくる。(NHKオンデマンドの解説より)

今日の愛助

スズ子「サム、くれぐれも小夜ちゃんのこと、よろしくな。ちょっとがさつなとこあるけど、この子、苦労人やねん」
愛助「Please take care of Sayo. She is a good girl.」

感想

「舞台よ! 踊れ!」は演技の部分はよかったが、「コペカチータ」の歌が口パクになってしまったのは残念だった。今回は特に、セリフの部分が生声だっただけに、切り替わって声質が違うのがはっきりわかってしまい、なおのこと残念に感じた。録音の音を流すのはどういうメリットがあるんだろう?

愛助は通訳としてまた大きな仕事をした。スズ子は小夜のことを精一杯褒めるのだが、必ず悪口を一緒に言う。うるさいしお節介で面倒だけど、やさしくて頼りになる、とか。なんで一度落とすのかなあ。やさしくて頼りになるいい子だ、でいいじゃないか。スズ子に限らないのだが、こうした言い方には常日頃から疑問を持っていた。で、愛助は、落とす部分を訳さないのだ。「サヨをよろしくお願いします。彼女はいい子です」とだけ言う。非常にいい仕事だ。単に尺の問題かも知れないけど。

小夜に当てられた愛助は、スズ子に結婚を口にする。が、そのためには母を説得しなければならない。そんな矢先にトミから連絡があった。いつまでも同棲は世間体も悪いから、結婚を考えなさい、ただしその時スズ子は仕事を辞めろ、と――

今度は結婚騒動だが、どう着地するか。史実通りでなくてもいいんだよと、制作陣には伝えたい。もう撮影済みだろうけど。



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