窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「ブギウギ」(073)

第16週「ワテはワテだす」(火)

放送日

  • 2024年1月16日

登場人物

  • 西村直人(田中、役者)
  • しまずい香奈(高山真知子)※クレジットなし

概要

喜劇王・タナケンの共演に気が乗らないスズ子だったが、愛助はその話を聞いて興奮し、スズ子を応援するという。ある日、秋山が大阪からやって来る。秋山から大阪の人たちの近況を聞いていると、小夜がアメリカ兵と一緒に歩いている姿を見かける。追いかけるスズ子だったが……。そんな中迎えた舞台稽古初日。スズ子は緊張の面持ちで稽古場へと向かう。(NHKオンデマンドの解説より)

感想

小夜がサムと腕を組んで歩いているのを見たスズ子。どうみてもパンパンにしか見えない。呼び止めて問い質すと、サムは違う、真剣だと言う。あんたは本気でもこの人はいつかアメリカへ帰るんだとスズ子は言うが……

秋山情報では、和希が劇団を辞めたという。戦争で母を失い、一方、家業の畳屋は繁盛しているそうで、だから……というが、ようやく男役トップになれたのに服部が戻ってきたため、居場所がなくなったからではないのか。前にも同じ理由で辞めようとしたことがあったなあ。あの時はスズ子が必死で止めたから思いとどまったけど。

稽古風景。タナケンは、どうもしっくりこないと不機嫌で、田中に何度もダメ出しをするが、スズ子には何も言わない。スズ子は田中から嫌味を言われる……

タナケンがスズ子に何も注文を出さないのは当たり前だと思う。素人にあれこれ細かいことを言っても意味がない。委縮せず、持ち味を殺さないように、他の役者で調整をはかるのは当然だ。スズ子も気にすることはない。歌を歌う場面で周囲を黙らせればいいのだ。



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