窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「ブギウギ」(053)

第11週「ワテより十も下や」(水)

放送日

  • 2023年12月13日

登場人物

概要

神戸での公演を終えたスズ子は久しぶりにはな湯を訪ねる。懐かしい常連客の面々に迎えられ、昔のように庭で話をする。皆、相変わらずに見えるが、変わったところもいろいろとあり……。さらにスズ子はUSKの稽古場にも顔を出す。秋山、リリー、桜庭、そして林部長と久しぶりの再会を果たす。スズ子が東京に戻ると、愛助からたくさんの手紙が届いていた。(NHKオンデマンドの解説より)

はな湯は「ツヤさんのはな湯」と看板を変更。ゴンベエは伊福部玉五郎を名乗り、三沢光子は伊福部光子に。二人の間には子が生まれていた。また、アホのおっちゃんとアサがなんと結婚していた。いちゃいちゃぶりがなかなか可愛い。コック&ハットは店が続かず夜逃げ。熱々先生は亡くなられた。栄枯盛衰あり。

東京では村上からの手紙がたくさん届いていただけではなく、本人までが来訪。自宅に蓄音機を聞きに来ませんかとスズ子を誘う。スズ子は「小夜と一緒でよければ」と応じる……

感想

はな湯近辺の変化はよかった。USKの練習場に、リリー、桜庭、秋山の三人しかいなかったのは不自然。今はこの三人だけになってしまったのか? そうではないだろう。意欲的な三人が早出の自主練習か? その割におしゃべりに花を咲かせていたのもなんだか。

小夜が村上に対して暴言を吐くのが見ていてしんどい。盗んでいないのに泥棒の汚名を着せ、これは本来謝罪したら許されるものでもないのに、相変わらず難癖をつけ続ける。公演に何度も足を運んでくれるファンに対してだ。自分が村上の立場だったら大事にしているところで、スズ子も単なる口頭注意ではなく厳重処分をくだすべきなのではないか? 村上がスズ子を誘った時の顔芸は見事なものだった。表情をこれだけつけられる役者なのだから、セリフはない方がよかった。

もっとも、気が弱いようで結構な行動力もある。いち男といち女なら警戒すべきところ。しかし芸人と金持ちファンだからなー。金にあかせて公演を見まくり、聖地巡礼までやらかしたとしても、不思議はない。それになんといっても村上興業の御曹司。お近づきになるのは悪くないと思うが。



映画ランキング