第10週「大空の弟」（月）
放送日
- 2023年12月4日
概要
梅丸が解散し、スズ子は自らの楽団である「福来スズ子とその楽団」を結成した。マネージャーは五木ひろき、トランペットは一井、ピアノは二村。少人数だが、腕は確かな面々だ。さらに、以前に弟子にしてほしいと訪ねてきた小林小夜も付き人として加わることになる。しかし、スズ子の歌うジャズは敵性音楽だと言われ、公演の依頼は全く来ないでいた。（NHKオンデマンドの解説より）
役場から梅吉に案内が届く。六郎が戦死したという……
感想
五木ひろきは辛島の紹介で、自称有能なマネージャー。が、あちこち声をかけても仕事がひとつも取れない。自主興行を打とうとしているのか、何かのショーに使ってほしいと依頼をしているのかがよくわからないが、福来スズ子にお咎めがあっても貸した劇場にまで咎が及ぶとは考えにくいから、使ってほしいと頼んで回っているということか。だとしたら、自主興行を打つべきだろうと思うけど。しかし楽団を結成してから仕事を探すというのも呑気な話だ。どういう見通しがあって始めたのだろう。
五木ひろきは辛島の紹介ということは、スズ子の活動はちゃんと事前に梅丸に話を通し、承認・応援してもらっているということ。勝手にやって揉めないか心配だったが、その不安は解消された。
スズ子が独立したと知り、小夜が戻って来た。当初は「どの面下げて」という顔で小夜を見るスズ子だったが、付き人は必要だろうという五木の言葉と給料はいらないという本人の言で雇うことを承諾。が、結局自分の部屋で一緒に暮らすことになり、小夜の部屋代はスズ子が負担することに。食住付きなら「給料なし」とは言わない。大人の男女三人が一つの部屋で暮らすのも感心しない。小夜の図々しさがスズ子の助けになる時が来るか。
さて、薄々察してはいたが、衝撃の連絡が月曜日から届く……
