窓の向こうに

月に数回映画館に通う程度の映画ファンです。自分が見た映画やドラマの感想を書いています。

「虎に翼」(028)

第06週「女の一念、岩をも通す?」(水)

放送日

  • 2024年5月8日

概要

香淑との思い出作りのため、海にやってきた寅子たち。一方、涼子の元にも大きな問題が。父・侑次郎が失踪し、家を継ぐためにやむなく涼子が婿を取ることになったという。試験はもう受けられないと言いだした涼子によねは怒りをぶつけるが、「母・寿子を見捨てることができない」という涼子の言葉に、何も言えなくなる。(NHKオンデマンドの解説より)

さらに高等試験前日、大庭徹男は梅子に離婚届を突きつけられる。梅子は試験を放棄し、海へ行く……

今日の涼子

「お聞きしそびれていたことがあるの。お国のお言葉でのあなたのお名前は?」
「あたしの名前は……チェ・ヒャンスク」

感想

香淑がドラマから離脱かと思っていたら、一気に三人もいなくなった。

桜川侑次郎は芸者と失踪。家を出る前、涼子に「家に縛られることはない」と言い置いて行くのは、涼子が婿を取らず勉強に励んでいる現状では、自分が家を出ることによって実質的に桜川家は崩壊すると判断し、自分と涼子を救おうと考えたと思われるが、結果的に涼子は道を捨て婿を取る決意を固めてしまった。

桜井ユキは37歳だが、桜川涼子はもっとずっと若い設定かと思っていた。が、雑誌に「オールドミス」と書かれてしまう。作中では何歳くらいの設定なのだろう。結婚というより子を産むことが役目だと考えるなら、20代ではあるのだろうか……

梅子は離婚を考えていたが、徹男もそう考えていたとは思わなかったから、徹男から離婚届を突き付けられたのは驚いた。それにしても、そうした話を持ち出すのはせめて試験後でもよかろうに、一番梅子に打撃を与えられるタイミングを選んだわけで、酷い話だ。とはいえ、よく見ると海に行った梅子のそばには光三郎がいた。三男がついてきたのは救いだ。

こんなことを言われては試験どころではないだろうが、そもそも法律を勉強する理由がなくなってしまったわけで、落ち着いても梅子が戻ってくることはないのだろう。

一期生は中山千春がいたが久保田聡子が見当たらなかった。いなかったら中山が騒ぎそうだから、見落としただけかも知れないが……



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