第15週「ワテらはもう自由や」(金)
放送日
- 2024年1月12日
概要
復学した愛助は、スズ子の公演に触発され一層勉学に励んでいた。そして、公演が再開して以来、スズ子たちには依頼が殺到し、毎日休みなくステージで歌う日々が続いていた。しかし、楽団員からは、予定が合わないという話や、遅刻や早退する者も出てきていた。さらに、小夜までも体調が悪いと早退する日が続き始める……。そんな楽団の本当の状況を知ったスズ子は、ある大きな決断をする。(NHKオンデマンドの解説より)
感想
三谷や四条が休みがほしいと言い出したり、早退したりするのは女ができたからではないかと思ったが、違った。他の楽団のスケに行くためだった。一井や二村にも誘いはあるが、断わっているとのこと。それを聞いたスズ子は楽団を解散することにした。……ちょっと待て、理由がわからない。バンドを再編するならわかるが。楽団なしにこれからどうやって歌っていくつもりなのか?
小夜の体調不良は懇意になった米兵、サムとの逢引きのためだった。カタコトの英語で積極的にコミュニケーションを取る姿勢は、すべての英語学習者の鑑である。それはそれとして、小夜の仕事は何? と訊かれて、福来スズ子の弟子で歌手を目指している、と言ったはいいものの、何か歌ってくれと言われて歌ったのは「ラッパと娘」の下手な物真似。サムは笑わなかったが、小夜は、スズ子のそばで四年もいながら一体自分は何をやってきたのだろうかと悩み始めたようだ。
付き人と弟子とは違うからな。何年付き人をやっても、歌はうまくはならないだろう。スズ子は小夜を採用するにあたって歌のテストなんかしていないのだし。